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Narr ページ6

yb「…呼び出してすいません」

 

薮ちゃんが立ち上がって入ってきた人に挨拶する



俺たちは後ろに隠れている



「別に構わないよ。



こうやって塀星警察特別事件課の皆さんと話せるなんて嬉しいんで」



yb「…建前は結構。



座れよ、圭人」



hk「薮、落ち着けって」



圭人、【岡本圭人】



ここら一体を仕切るマフィアのトップで俺たちとも関係がある



薮ちゃん曰く、組員が【ズィーベン】に殺され復讐したいが流石の自分たちでも追いかけられないのでお互いに情報交換しようと数ヶ月前に持ちかけてきたらしい



kt「…事件に進展はなさそうだね。



ニュース見たけどまた被害者が出てしまったみたいだし」



yb「面目ねぇよ。



上層部も命狙われてるって言ってんのに耳貸してくれねぇし。



圭人から言ってくんね?」



kt「それはムリだね。



俺が言っても聞いてくれなさそうだし」



yb「なぁ、圭人」



薮ちゃんは話を変える



yb「お前…何知ってるんだ?」



in「知ってる?」



yb「【ズィーベン】に復讐するって嘘だろ?」



まさかの言葉に全員で薮ちゃんを止めにかかる



すると圭人はゆっくりを拍手をして笑いだした



kt「あはははは!!



面白いね、薮くん。



…そうだね、【ズィーベン】に復讐するっていうとは半分嘘かな。



でも、復讐したい気持ちもあるよ」



yb「お前、その目で何を見てきた?



部下の死ぬ姿か?



【ズィーベン】の正体か?」



hk「薮、それ以上はマズイ」



光くんがなんとか押さえてくれる



kt「…ふふふ、塀星警察特別事件課ってinterestingだね。



こんなに飽きないのは久しぶりだよ」



圭人は立ち上がる



kt「【ズィーベン】は男3人組。



これが今回の情報だよ」



そしてそのまま部屋から立ち去った

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作者名:慧jump | 作成日時:2021年8月7日 0時

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