Narr ページ47
外を見ると風がそよそよと吹いていた
yt「…知念?」
知念が病室に入ってきていた
cn『裕翔、大丈夫?』
yt「大丈夫だよ。
…何か聞いた、警察から」
cn『何も。
でも、僕たちが危険だからここに匿ってくれるって話してた』
危険…
cn『裕翔は早く治してね。
そして涼介探しに行こ。
あの馬鹿涼介、裕翔が大変な時にいないんだから…』
知念は喋れない
俺はやまみたいにオーラは見えない
でも、わかる
知念は喜んでる
そして怒ってる
yt「そうだね、探し行こうね」
in「失礼、お邪魔するよ」
そこにいのちゃんがやってきた
cn『それじゃ、僕は部屋に戻るね』
知念は察したのか戻ってくれる
in「…山田涼介から光に電話が来た」
yt「やまから…?」
in「逆探知は不可能だった。
けれども挑戦状と思われる言葉を残した」
いのちゃんはメモを見せてくれる
in「何かわかる?」
あと1人…特別事件課…
yt「いのちゃん…明日だよ」
in「え?」
yt「明日、やまは残りの1人を殺す」
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作者名:慧jump | 作成日時:2021年8月7日 0時