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Narr ページ5

トントンと肩を叩かれて我に返る



知念が心配そうな目で俺を見ていた



ym「…なんでもないよ」



知念の頭を撫でると知念は嬉しそうに微笑む



左目で見るとピンクのオーラが出ていた



…嬉しい証拠だ



yt「やま、少し出かけてくる。



友だちと遊んでくるね」



裕翔が声をかけてくる



ym「わかった、気をつけて」



裕翔は出かける



遊んでくる…というのは知念への嘘



ym「知念、朝ごはん美味しい?」



満面の笑みで頷く



帰ってきたら裕翔に教えてあげよう



チラリと時間を見る



ym「…バイトの時間だ」



知念を1人にするのは申し訳ない



けれどもバイトをしなくては知念を養ってあげない



ym「知念、ごめんね。



あと1時間したら出かけなくちゃいけなくて…」



知念はケータイのメモで



cn『バイト?』



と聞いてきてくれた



ym「うん…ごめんね」



左目で見ると知念は青色のオーラを出していた



…悲しんでる



俺はたまらず知念を抱きしめた



ym「大丈夫。



今日は早く帰ってくるし、知念の好きな物作ってあげる。



だから…そんな悲しい顔しないで?」



知念は抱きしめ返してくれてこくりと頷いてくれた



ym「今日は何食べたい?」



cn『涼介の料理ならなんでも食べたい』



ym「…それは嬉しいな。



だったらハンバーグでもしよっか」



cn『やった!!』



…この喜んでいる顔が俺たちは大好きだ

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作者名:慧jump | 作成日時:2021年8月7日 0時

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