Narr (ページ31)

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Narr ページ31

yt「なんで？

　
わかってくれたんじゃないの？」

ym「あぁ、わかったよ。

裕翔の心がちっぽけだってことがな」

裕翔からピンクが消えて赤が見えてくる

ym「俺が殺れば裕翔の手はそれ以上汚れなくて済む。

構いなく知念に触れられる」

yt「やま…知ってる？

やまが帰ってきたときに知念のために俺が嘘ついてるってこと。

やまはそんなことしたことある⁉︎」

ym「なんだよ、逆ギレか？」

俺は立ち上がる

ym「…これ以上一緒にいられないな。

俺はここから出ていく」

yt「住む場所とかあるの？」

ym「そんなの一から探すよ」

俺はドアに手をかけた

ym「…そうだ」

そして振り向きざまに…裕翔の腹を刺した

ym「Narr(愚か者)はここで殺しとかないとな」

yt「や…ま？」

裕翔は崩れ落ちる

ym「知念なら助けてくれるかもよ。

まぁ、救急車呼ぶことも無理だと思うけどな」

俺は裕翔の腕に『Narr』と入れ込む

ym「じゃあな。

今度は地獄で会おう」

俺は応接室から出た

そして自分の部屋に入って服、財布を鞄に詰め込む

家から出てバイクに乗り、そのまま発車させた