Narr (ページ26)

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山田はそう叫ぶと拳銃を下ろした

紫(恐怖)の中に…白(希望)が混じってる？

tk「まっ…俺が死んでも他の4人が捕まえてくれるからかな？」

『おい、貴様何者だ‼︎』

その時､他の刑事がやってきた

『拳銃を下ろせ。

命令に従わなかった場合､お前の命はない‼︎』

他の刑事も来て拳銃を山田に向ける

ym「…赤。

その中にある微かな黒」

山田はそう呟くと拳銃を刑事たちに向けた

何発もの発砲音が響き渡る

俺は自分を守りながら発砲音が鳴り止むのを待った

しばらく待つと発砲音は鳴り止んだ

そっと目を開ける

目の前は惨劇だった

ほとんどの刑事が倒れている

俺はなんとか起き上がって脈を確認する

…何人かは死んでいる

ym「うっ…」

山田はふらついていた

左腕から出血している

tk「山田…これがお前の…やりたかったことか？

関係ない人間までも殺して‼︎

復讐したかったことか⁉︎」

ym「…違う。

違う違う違う違う‼︎」

山田は頭を抱える

ym「俺は…知念のために…」

山田は拳銃を置いた

tk「待て…っう」

俺は追いかけようとするも頭の痛みで崩れ落ちる

山田はフラフラしながらもどこかに行った