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Narr ページ25

kt「少しお話がしたくてね」
 


yb「…圭人、お前【ズィーベン】の正体知ってただろ?」



スゥ…と圭人の目が細くなる



yb「【ズィーベン】の正体を知りながら…俺たちに協力していた。



それはどうしてだ?」



kt「どうしてって…俺は【ズィーベン】でも警察でもないからだよ」



圭人はさも当たり前のように答える



kt「俺は両者の味方だから両者に情報を与える。



それが俺の立ち位置」



hk「ってことは…俺らの情報もあっちに渡してんのか⁉︎」



kt「もちろん」



もちろんって…



in「でもさ、一個間違えた情報送らなかった?」



kt「間違えた?」



in「【ズィーベン】は男3人組。



でも実際は山田と裕翔だけ。



これって…公平じゃないよね?」



伊野尾が圭人を睨む



kt「No,公平だよ。



だって嘘はついてないもん」



圭人は身を乗り出す



in「嘘はついてない…?



だから」



kt「皆が言ってるのは実行役の2人のこと。



知念は何も知らないけど…【ズィーベン】だもん」

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作者名:慧jump | 作成日時:2021年8月7日 0時

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