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つづき！
「警察署は……多分いないっすね。」
「そうだね。病院にでも行く？」
「行くかぁ！！！ついでに診てもらうのもありだし。」
そう言って車を病院へ走らせる。
楽しくないけど楽しいな。めちゃ焦ってるけど楽しい。感情がぐちゃぐちゃになりそう。
病院にすぐについたので、はいると、いた。
絶対あの人じゃん、って人が。
なんだろ……なぜか同じ境遇のヒトはわかるようになっているのかな？と思いながらもアオセンと共に"彼"の元へ近づく。
「こんなところにいたんかよ。」
「ほんとそれ。」
そんな会話をして彼の方を叩くと、振り返る。
「………二人も、なんですか？」
「多分俺らだけかな〜、がみともさん。」
「なるほど………」
「因みに、形によって喜怒哀楽がわかれてて、俺が喜びと楽しみ、アオセンが悲しみ。んで、アナタが怒り。」
「だぁから今日こんなにイライラするのか！よかったぁ〜……」
多分ちくちく言葉が今日だけもっとちくちくしてんだろうなぁ……と思いながらも、「とりあえずそこら辺の隊長とっ捕まえよーぜ。」なんて言う。
二人共賛成してくれたので、隊長がこの病院に来るのを待つ。
「喜怒哀楽とか意味わかんねえし、俺まさかの喜びと楽しみの2つ持ちなのもっとわかんねェ！！！」
「それはそうだね。まあ、ちょうどいい感じだったんじゃない？」
「あ〜、壺浦さんは確かにいい感じかもしれない。」
「なんだよいい感じって。」
理不尽にあっていると、目的の人が来た。
「たいちょ〜！」とがみともさんが行って、右腕をがっしり掴む。
それに俺等も便乗して、俺は左腕を掴み、アオセンは背中を押すような形で診察室へ直行した。
勿論、めっちゃ困惑されたし抵抗もされた。
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作者名：miyaoiya | 作成日時：2023年9月23日 18時
