お薬症候群 ページ36
あおせんとつぼーらが変な薬をぶっかけられて正気なくなって狂っちゃうはなし。
いつも通り、事件対応をしていると、犯人がなにかよくわかんねぇ液体を持っている。
そして、それをまず隣りにいたアオセンにぶっかけた。
「エ！？？！大丈夫ッスか？？？」
そう焦りながらも、犯人を捕まえようとすると、俺もぶっかけられた。
………これは多分、おくすりだな。
そう察しながらも、犯人を手錠で捕まえ、とりあえず気絶させとく。
アオセンの方を見ると、焦点があっていない。
「アオセン！！しっかりして下さい！！」
「………つぼうら、つぼうら、」
「だ、大丈夫ですか！？」
「どこにもいかないで、そばにいて、やだ、はなれないで、」
焦点もない、濁った瞳が仮面越しに見える。
俺も、段々と異変を感じてきた。多分、おくすりの影響なのだろう。
頭がぐるぐるまわってくる、ふわふわしてきた。
だめだ、おれがあおせんをほごして、ちゃんとしないと、ちゃんと、
……とりあえず、かえるか。
ちゃんと、とかまあ、できる、でしょ！
ぱとかーにはんにんをうしろに、あおせんをじょしゅせきにのせてのりこむ。
「とりあえず、はんにんをろうやにいれましょ〜よ。」
「……うん。」
かれはかめんをはずしたので、とりあえずあたまをなでてみた。
すりよってくるから、ねこみたいだなぁって、おもった。
ぱとかーをさいれんならしながらばくそくではしらせる。
はんにんをちらっとみるとおもしろそうにわらっていた。
あおせんはそれをふゆかいそうにみて、じゅうこうをつきつけてる。
「あおせん、だめですよ〜。」
「……はぁい。」
「うん、えらい。」
かたてでうんてんしながらなでていると、けいさつしょがみえてきた。
よし、はやぁくはんにんをぷりずんいきにしよう。ふゆかいだ、あいつ。
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作者名：miyaoiya | 作成日時：2023年9月23日 18時
