ねたちょ (ページ28)

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すっごいつづく。なんでやッ

さっきの壺浦実は有能の続き。

市長しか正体は知らなそう。
キャップ、アオセンあたりはもしかして……？ってなってる。

アオセンが疲労でぶっ倒れたとき、サボテンが通りかかって、慌てて駆け寄ってほしい。

悪さをしていた餡ブレラを捕まえて警察署前にぽいって置いたあと、適当に街を歩いていると、仲が良い青い先輩が見えた。

アオセンじゃん、仕事帰りか？

じっと見つめていると、彼の足取りがふらついていることに気づく。

仕事で疲れてるようだけど……なんかやばそうじゃね？

そう思って近づくと、アオセンはぶっ倒れた。

「なにやってんの！？」

動揺でそう叫びながら彼の元へ駆け寄る。

彼の被り物を取らせてもらうと、目の下に濃い隈と虚ろな目。

「なにやってんだよ、ちゃんと休めよ。」なんて言うと、彼は「警察は休む時間はないんですよ」なんて苦笑いする。

これは、俺が迷惑をかけているせいでもあるのだろう。罪悪感が込み上げてくるが、今はそんなのは関係ない。

彼を抱き上げる。所謂お姫様抱っこをするのはまあ、今なら許されるだろう。

「軽いな………今日は何食った？」

「ん〜………わかんない。食べてない、かも。」

「馬鹿！！！！いや、まあ、わかるけど、わかるけどね？

………ちゃんと、休んでよ。」

そう懇願するように言うと、彼は目を見開く。

そして、納得したように笑ってこういった。

「いざとなったらお前がいるだろ？

"壺浦"。」

遂にバレてしまったようだ。

まあそんなのは関係ない。

「はいはい、黙って下さい、一旦運びますからその後でお願いします〜！」なんて言って自分の家に駆け込む。

その後、アオセンもサボテンのことを庇い始める。

アオセンが「俺がサボテンを追います」って言って追ったふりして二人で雑談でもしてそう。