小さなキューピット【佐野玲於】

お仕事 ページ5

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玲於「秘密って言っちゃダメじゃんね笑」

A「え？あ、そうですね笑」




意外にも佐野さんが話しかけてくれて難を逃れた。



玲於「今日からここのシッターて言ってたけど
めっちゃ懐いてません？すげーなぁ」

A「そんなことないですよ。朝なんて大泣きで…」

って朝の出来事を話した。








玲於「ふはっ！さすがここ。心開いてないと睨み半端ないっすからね笑」


って言いながら睨みのマネしてる佐野さん。

２人で笑ってなんか打ち解けられてきたかも。








玲於「でもシッターの仕事とか大変そうっすね。
おれも子ども好きだけど出来なそうだなぁ」

A「大変だけどここちゃんみたいに出来ないことが出来るようになったり、成長が間近で見られるので頑張れるんです」

玲於「好きなんすね、この仕事」

(あなた)「はい！大好きです！！」

玲於「っっ！！……」









一瞬佐野さんが目を見開いたけどすぐ晒されちゃってあたしなんか変なこと言ったかな…？








A「佐野さんは何のお仕事してるんですか？」

玲於「あーえーっと…ダンサー？」

A「えー！ダンサーってすごいじゃないですか！誰かのバックとかで踊ってるんですか？」

玲於「あーんーとぉ………」








って佐野さんが話そうとしたら








ここ「できたよ〜！みてみて！れおとAちゃんおそろいのペンダント！」





ここちゃんが走ってきて折り紙のかわいいペンダントをくれた。


A「わぁ！かわいいね！ありがとうここちゃん」

玲於「やるじゃんここ！ありがと！大切にするな」




えへへって照れてるここちゃん。





ぐぅぅうう〜


ん？




ここ「Aちゃん、ここがんばったからおなかへったー」

A「あ、もうお昼ご飯の時間だね。お家帰ってご飯にしよっか！」

ここ「うん！Aちゃんのごはんたのしみ！」


ベビーシッターなんだけど家事代行も
一緒にやってるからご飯はあたしの担当なの。


ここ「れおもたのしみだよね！」



ん？



A「ここちゃん、佐野さんは一緒には食べられないんだ」


当たり前だけど保護者の指示がない限り他人を家にあげるのはダメだし、ましてや柏木さんちの食材で作るから玲於さんの分を作るなんてもってのほかで……



ここ「えーやだぁ！ここ、れおとAちゃんといっしょにたべたいー！ママにでんわするー！」





ここへ来て…出ました、わがまま姫モード汗







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