女性は何歳になっても女の子2 ページ10
振付師が送ってくれた動画を観ながら軽く踊ってみる。
HS「サビにいく前の所をこれじゃなくて、こうゆう感じにしたいんだよね」
『あーぁ、なるほど。それいいかも』
何パターンかを話し合いながら作っているとホソギが私の踊り方に対して指摘を始めた
『っ』
HS「…ごめん、ヌナ。今日の踊りヌナらしくないけど」
『、…ごめん、さっき鎮痛剤飲んだんだけど今回酷くて…』
HS「それなら最初に言ってくれたら良かったのに！」
『ごめんね苦笑…っ…ごめん、ちょっとトイレ行ってくる』
JK「…」
HS「分かった！じゃあ皆一旦休憩にしよー」
JN「休憩だー！休憩！」
TH「ジミナちょっとここの振り付き合って！」
JM「おっけぇい」
ホソギの一言で各自、自由行動を始めた。
私は化粧ポーチと水筒を取り出し練習室を出る。
トイレで用を済まし気分転換がてら外の空気を吸う事にしたAは屋上へと向かった。
夕日が落ち始めていてひんやりとした秋風がふいていた。
『っ…さむぅ』
ベンチに腰掛け夕日が沈む瞬間を静かに見つめながら気持ちを落ち着かせるA
思うように身体が動いてくれない事に苛立ちホソギに八つ当たりをしてしまいそうだった自分を情けなく感じた。
程なくすると扉が開く音がした。
JK「、…何やってるんですか！身体冷えちゃいますよ！」
『…お腹と腰にカイロ貼ってるから少しの間なら大丈夫。あと薬もさっき飲んだし』
JK「ヌナ、戻りましょ？」
『あと少しだけ……お願い』
JK「…わかりました」
私の我儘を素直に受け入れてくれたジョングガは黙って私の隣に座った。
『…あ、お茶飲む？ホットだけど、』
JK「飲む！…あちっ！」
『ふふ…ゆっくり飲みなさい笑』
JK「はい笑」
すっかり夕日は沈み空は真っ暗になっていた。
『ふぅ……そろそろ戻ろうかな』
JK「うん！」
ジョングガは勢い良く立ち上がると私の腕を引っ張り私を抱きしめた。
『え、ちょっと…どした？笑』
JK「んー？ヌナの顔に私を抱きしめて♡って書いてあったんです」
いや、俺がヌナにくっつきたいだけかもしれないです！
そう言いながら更に強く私を抱きしめた。
『……ジョンには敵わないねぇ』
私もジョングガの背中に腕を回し自分の右耳をジョングガの胸にあて心臓の音を聴きながら目を閉じた。
『心臓の音色心地良い…』
ジョングガは笑いながら頭を撫でてくれた。
『…ありがと、ジョン』
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hana(プロフ) - MARIさん» コメントありがとうございます♡楽しく読んでいただけて主も嬉しい限りです♡えごまの葉論争は、ゆんぎさんの台詞を書きたいが為に書いた作品ですw更新は遅めではありますが、もうしばらくお付き合い下さい♡w (2022年6月3日 11時) (
レス) id: 736f251c0c (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - えごまの葉論争が面白過ぎますw特に最後の🐱さんのセリフに吹きました🤣いつも楽しいお話ありがとうございます！楽しみにしています！ (2022年6月3日 0時) (レス) @page23 id: caff7cd23b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hana | 作成日時：2021年9月10日 13時
