内緒話されると自分の事だと思うよね３ ページ26
『ジョーン…、…グガ、開けるよー？』
ジョングクの部屋のドアを開けるとベッドの真ん中に毛布の塊があった。
私は近付きベッドの端に腰掛けた。
『…あのー、s「ごめんなさい」……え？』
JK(さっきはごめんなさい)
毛布の塊から聴こえた声は少し震えていた。
『いや、ヌナも大人気なかったったよ。…ごめんね？』
JK(ヌナは悪くないもん。僕が全部悪いんだもん)
『ジョン…』
JK(勝手に嫉妬して勝手に八つ当たりして…僕…っ…)
『泣かないで』
私は毛布ごとジョングクを抱きしめた。
『…最近ジミナと一緒に居たのには理由があるの』
JK(…)
『前にジョングガが欲しいって言ってたリュックあるでしょ？でも高くて買えないって諦めてたからジミナと相談して誕生日プレゼントとしてあげようかって話をしてたの。でもなかなか見つからなくてさ、今日やっと見つかったんだよ、ﾆｺ』
サプライズするつもりだったけど、まぁいっか！と私がそう告げると毛布から出てきたジョングクは顔を真っ赤にして泣いていた。
JK「ぼ、ぼく…そんなこと知ら、ずに…ひどいこと言っちゃったぁ…泣」
『あー、もう泣かないでー？素っ気なくした私が悪いんだし、ごめんね、不安にさせて』
抱きしめながらジョングクの頭を撫でるとジョングクも私の背中に腕を回し強く抱きしめてきた。
JK「…ヌナ？」
『んー？どした？ﾆｺ』
JK「…僕の…事、嫌いになった…？」
目に涙を溜め悲しそうに言ったジョングク。
『…ううん、嫌いになるわけないじゃん。むしろ大好きになった！ﾆｺ』
JK「っ!!」
『さ、ご飯食べに行こ！冷めちゃうよ！ﾆｺ』
Aはジョングクの手を握り部屋を出た。
『ねぇ、ジョン！聴いてる？大丈夫？』
JK「っ…あ、ごめんなさい笑」
『そのリュック、ボロボロになっちゃったねぇって』
JK「うん、でもこのリュックはまだまだ使います」
『新しいの買ってあげようか？』
JK「ううん、これがいいんです。むしろこれじゃなきゃダメなんです」
俺がそう言うとヌナは少し何かを考えたあと「そっか…」と優しく微笑んだ。
JK「Aヌナ、レコーディング行きますよ！ﾆｺ」
『名前で呼ぶなんて珍しいね？笑』
JK「ふふふ」
俺はヌナの手を握ってレコーディングへ向かった。
ゆーきやこん、こここん。１→←内緒話されると自分の事だと思うよね２
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 462人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hana(プロフ) - MARIさん» コメントありがとうございます♡楽しく読んでいただけて主も嬉しい限りです♡えごまの葉論争は、ゆんぎさんの台詞を書きたいが為に書いた作品ですw更新は遅めではありますが、もうしばらくお付き合い下さい♡w (2022年6月3日 11時) (
レス) id: 736f251c0c (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - えごまの葉論争が面白過ぎますw特に最後の🐱さんのセリフに吹きました🤣いつも楽しいお話ありがとうございます！楽しみにしています！ (2022年6月3日 0時) (レス) @page23 id: caff7cd23b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：hana | 作成日時：2021年9月10日 13時
