上弦の鬼 ページ43
煉「止血しろ。そう、そこだ」
炭「ん"ッ……はぁっ!はぁっ…!」
煉「うむ!よく出来た!!」
乗客たちをなんとか守り抜く事ができ、安心していた
鬼も倒した
突然凄い音と共に、何かが現れた
砂埃でよく見えない
炭「上弦の……参…?」
善「Aちゃん!!目をあけてよォ!!!」
呼びかけてもAは目を開けてくれない
善「なんか起きたら列車脱線してるし禰豆子ちゃんも俺も傷だらけだし…Aちゃんは起きないし…!」
善逸は何が何だか…とあたふた状態である
善「Aちゃん起きて…!」
「…………。」
兄『A…早く起きないとダメだよ?』
兄『大切な人たちを、守るんだろ?』
そうだよ…だから私……
兄『早く起きないと…死んじゃうよッ…!』
兄『起きなかったらお尻ペンペンだよ!!』
それは嫌だなぁ…
兄『……僕達はいつもAを想ってるよ』
兄『行ってらっしゃい!』
善「Aちゃん!?良かった起きたぁぁぁ!!」
「……善逸、ありがとう」
善「へ?」
私はそれだけ言って走り出す
炭治郎たちのいる所へ行くと、既に煉獄さんは片目が潰れていて…腹からも血が出ていた
瀕死だ
「炭治郎!!」
炭「A…!どうしよ…煉獄さんが…!!」
炭治郎…そうだよね、動きたいよね
私だって少し怖い
「炭治郎…私死ぬかも」
炭「何言ってるんだA…?」
私は煉獄さんに向かって歩き出す
炭「A!?」
煉「!?来てはダメだ!!待機命令だ!!!」
ごめんなさい、今の私、反抗期なので
上弦「なんだそこの女…!!俺は杏寿郎と戦っているのだ!!女はかえっ…?」
「へぇ…?」
いつの間に動いたのか…
上弦の鬼相手に背後をとったA
煉「A少女…???」
先程と比べ物にならない
体全身が訴えている
Aに何があったのか、雰囲気がまるで違う
「炭治郎、煉獄さんをお願いね!」
炭「わ、分かった…」
煉「し、しかし…!」
「煉獄さん……待機命令、ですよ」
ニコリと笑って見せたA
猗「……ふむ、貴様もなかなか素晴らしい闘気の持ち主だ。名前を問おう、俺は猗窩座」
「私はAです。お見知りおきを」
猗「そうか、Aにもいい提案をしよう」
猗「Aも鬼になろう」
「何を言い出すかと思えば…」
「なるわけないじゃないの」
猗「ならば殺す」
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ゆり - え!桜の呼吸使っているよね。私も桜の呼吸使っていますよ😃 (2021年10月14日 21時) (レス) @page26 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン(プロフ) - え?善逸が可愛すぎる…死ぬ…尊い… (2020年11月29日 20時) (レス) id: a4612108e9 (このIDを非表示/違反報告)
ハニーメロディー(プロフ) - え、やばい、最高すぎん?え、だって、推しが、、、、、グハッ【尊死】 (2020年11月29日 18時) (レス) id: 250604a6b5 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください! (2020年11月29日 14時) (レス) id: 7c74386f99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マロニーちゃん | 作成日時:2020年11月27日 0時