早く気付いてよ！！【我妻善逸】

夢だよね ページ37

列車が発車したので乗りましたAです。

善逸が乗り遅れかけたりハラハラしたわ…。

落ちなくて良かったわ！

善「なぁ、柱が来てるって言ってたよな？どんな人なんだ？」

炭「この列車に乗ってるのかな？見つかればいいんだけど…」

ガラッ

炎「うまい！！！！！！！！！！！！！！！」

うぁ……耳がｯ…

炭「あの……煉獄さん…」

煉「うまい！！！！！！！！！！！！！！！」

炭「あ、もうそれは…よく分かりました」

なんだかとても元気な人みたいだわ…。



煉獄さんの隣に炭治郎。

煉獄さんと向かい合わせで座るA。

そしてAの隣に禰豆子ちゃんの箱を置いている。

炭「ヒノカミ神楽って聞いた事ありますか？」

煉「ない！！！この話はこれで終わりだな！！！」

炭「え！？あの、もうちょっと何か…！」

この人ずっとどこ見てるんだろう…。目力強い。

ボーッとしてたら車掌さんが切符を拝見しに来た。

炭「なんですか？」

煉「切符だ」

車掌「拝見…しました」


パチンッ……


ねんねんころり…


こんころり…


夢に


堕ちていく









ん、あれ、ここは？


私、列車に乗って…それで………

？「Aまだ準備してないの？？」

「え…？」

この声…どこかで

声のする方に目を向けると、私より年上でおばさんくらいの歳の女の人と目が合う。

母「さっさと準備しないと学校遅れるわよ！」

私……この人知ってる

「おか……さん？」

母「なに？どうしたの？早くしなさい」

毎朝忙しそうにしていて、毎日ご飯を作ってくれて、毎日私の弁当作ってくれて……それから…それから

母「…どうしたの…？」

「…え？」

いつの間にか泣いていたみたい。

母「学校行きたくないの…？まさか虐め…！？」

「ち、違うよ！！…いつもありがとうお母さん！」

母「な、何よ急に…照れるじゃないの」

「えへへ！怖い夢でも見てたみたい！！」

母「全く、まだ子供でちゅね〜？」

「うるさいよ！フフッ」



そうだよ

いつも母とはこーやって、ふざけあったりしてた。
いつもの光景…


いつもの……



「じゃあ行ってきます！」

学校には電車で通っている。

変な夢見たせいかな…？

今までそれを全て忘れていたような感じ…。

少し遠いけど、1時間ほどで学校に行ける。

「おはよう！」

友達「Aじゃん！おはよう！！」

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