自傷少女達の日常 【2】

楽しい…？☆ ページ39

和歌side



和「…着いた……」



…ここだ………



…でけぇ………………



流石の咲耶たちも、ビビってるようだ。



和「い、逝k…行くぞ！」



…久しぶりだからな…大丈夫かな……



和「ふぅ……」



私は一度深呼吸して…



青龍会のドアを蹴った。



中には、怖い顔の人たち…(酷い)



ヤバイ…怖い……



私は、恐怖を押し殺して言った。



和「私は、黒龍会の和歌だ。ここを乗っ取りに来た。」



よし…言えた……



和「行くぞ！お前ら！」



私たちは、一気に攻めこんだ。



殴る、蹴る、なんでもアリ。



…この金属バット、どうしよう……



前の様に持ってきたのはいいが、まだ良心はあるのだ。



これで殴ったら痛いだろうな…



私は、金属バットを咲耶に預けた。



咲「っ…久しぶりで、ただでさえ鈍ってるのに、大丈夫なの！？」



本当は…怖い。



でも…




和「大丈夫…ねーちゃんを信じなさい！！」



私は笑顔で言った。



まず一人目。



あの金髪をやるか。



和「ごめんね……(ﾎﾞｿ」



手始めに、一番近くにいた、金髪の男を殴った。



次々に、周りにいる人を殴っていく。



敵1「なんだアイツ……」



敵2「強い…でも………」









・









・









敵3「なんで…泣いてるんだ…？」



和「ごめんね…ごめんなさい…(ﾎﾞｿ」



咲「……姉貴…」



涙がでる。



殴れば殴るほど、罪悪感に襲われるんだ。



気づけば、周りにいた全員が、倒れていた。



咲「つよ………い…」



仲間1「姉貴、また強くなったんだな…」




…もやもやは……消えない。



でも…









・









・









和「楽……しい……？(ﾎﾞｿ」





皆-和「？！」



和「ふふっ…私って、こんなに強くなったんだ…」



和「ふふふっ…あははははははっ」



咲耶「…姉貴………？」



和「ねぇ…皆……」




和「これ、全部、私がやったんだよね…？」




咲「え、あ、そうだけど…？」



和「次…行こう。」



咲「…え？」



和「次行こうよ、このままなら、頂点行けるよ！」



さっきまで、涙が出るくらい、辛かったのに…




今は楽しいの、なんでだろ。



あぁ、そっか、

　








　


.









.









.









私、本気で壊れちゃったんだ。

ラストチャンス→←暴れて☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す