みんなが好きになる対象4【東京リベンジャーズ】

公開処刑 ページ31

それは突然の出来事だった



役名ではなく本名で告白された上に観客が観ている中堂々とキスをされた



七海は生徒会長に公開処刑をされたのだ



「セリフおかしくね。」


「台本と違くね？」


「いや本名呼ぶとかウケるんだけど」


「悲劇で終わるんじゃねぇの？」


「いや今回のオマージュだから、これで合ってるけど…」


「キスシーンは演技じゃなさそうだね…」



キスされて告白をされた七海は唖然としていた



それを観ていた観客一同並びに、各不良集団のメンバーはそれぞれが口々を揃えて言った



場地圭介「あいつ今絶対した」


河田ナホヤ「七海の口に触れてた」


佐野万次郎「表に立てねぇツラにしてやる」


松野千冬「東京湾に沈める」


林田春樹「消す」


林良平「潰す」


柴八戒「刺す」


花垣武道「焼く」


河田ソウヤ「デコピンする」


龍宮寺堅「お前ら落ち着け…まだ奴は舞台上だ。」



殺気立っているメンバーをドラケンが宥めた



三ツ谷隆「七海がこの展開を、どう切り抜けるかだな。」



三ツ谷も冷静に考えて言葉を選んだ



佐野エマ「あんたら物騒 」


橘日向「みんな落ち着いて…！ 」



エマとヒナの女子2人は七海を心配しながら東卍メンバーとは一線距離を置いていた



東卍とは離れた席で見ていた者たちは＿



灰谷蘭「後であいつ殺りにいくか〜」


灰谷竜胆「兄貴、俺も手伝うぞ」



"野郎…ぶっ殺す"といった目で舞台を見下していた



羽宮一虎「爪剥ぐ」


半間修二「じゃあ俺は歯ァ折るわ〜 」



一虎と半間に至っては趣味であり特技である技でケリをつけようという魂胆だった

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