半間修二 ページ38
七海は髪を耳にかけながらこれからのことを考えた
今10時か…
武道くんとずいぶん話してたな
とりあえず遅刻してでも学校に行かなきゃ
正直面倒だけど
ココとイヌピーがいるから行く
喧嘩で疲れて重たい腰を起こそうとベンチから立ち上がった
ふと耳を触るとピアスがない事に気が付いた
最悪…どっかに落とした
それも2個
多分喧嘩してる時かな
頭殴られたし
失くしたピアスを探そうと公園を出てさっきいた場所まで引き返した
『ピアス見当たらねー
野郎共ももういねぇし…
壊されたかな。
まぁ小さいもんだしな…』
？「おい、なーに…ぶつぶつ言ってんだ？」
『いやちょっと探し物…』
突然知らない人に声をかけられ、声のする方に視線を向けた
え…さっきの残党？
身長えぐっ…ドラケンと同じくらいか？
両手に罪と罰のタトゥー
こいつはやべぇな
見るからにヤンキーだし…色々ぶっ飛んでる
？「これってお前の？そこに落ちてた。」
男の手にはきらりと光る2つのピアスがあった
『…それ私のピアス……拾ってくれてありがとうございます。』
男は七海にピアスを差し出した
？「つかよ、俺の事めっちゃ警戒してんな〜」
『見た目がアレなんでね…警戒もしますよ。』
？「敬語ウケる。俺お前とタメだからー
お前ってあれか……柊だろ？」
『！…なんで知って…』
？「女で喧嘩できてあんなに強ぇやつは柊七海しか知らねぇ。
かつてS62世代と肩を並べた伝説の女番長。」
…色々とつっこみ所のある情報だな
『名前は合ってる……私は柊七海。
女番長ってのは違う。私は1人で動いてたから。』
？「なんだ、そうなのか。
じゃあ…S62世代の奴らのこと覚えてるか？」
『…知らない。名前は聞くけど、詳細は興味ないから。』
半間修二「オイオイ、伝説が伝説を知らねぇのかよ。
まぁいい…そういやまだ名乗ってなかったな。
俺は半間修二、よろしくな柊七海ちゃん♡」
『…なんでよろしくしないといけないの。
私急いでるからもう行くね。』
半間の横を横切ろうとした瞬間 強く腕を掴まれた
半間修二「七海ちゃーん、まだ話は終わってねぇよ。
東卍の奴らとは仲良くしてる割に
俺にはつめてぇのな…泣くぞコラ♡」
『は？あんたさっき…
私が強いの知ってた口ぶりだったけど、
見てたんだったらなんで止めなかったんだよ』
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1 - とても面白いです!あと最後の話の間接キスが関節になってましたよ (2023年4月23日 13時) (
レス) @page50 id: ec4fcf486f (このIDを非表示/違反報告)
プリン - すごく続きが楽しみです！頑張って下さい！ (2023年4月2日 1時) (レス) @page9 id: 36845b8d9f (このIDを非表示/違反報告)
おりたん(プロフ) - 雑草さん» おはようございます。ご指摘＆読んで頂きありがとうございます！今修正かけていますのできちんと全部直しますね！ (2021年9月23日 9時) (レス) id: 00da696bb5 (このIDを非表示/違反報告)
雑草(プロフ) - 春千夜が春千代になってますよ💧お話面白いです！更新頑張ってください (2021年9月23日 1時) (レス) @page21 id: 5bfcbd330e (このIDを非表示/違反報告)
おりたん(プロフ) - 煉獄さんの嫁になりたいさん» こんばんは。ご指摘ありがとうございます。修正しました！此方こそ読んで頂きありがとうございます…！ (2021年9月8日 20時) (レス) id: 00da696bb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おりたん | 作成日時：2021年8月16日 13時
