愛寵噺参【東京卍リベンジャーズ】 (ページ29)

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ショーツ【灰谷蘭】ページ29

「蘭。今日はえっちしよっ…？」

彼女はどストレートに彼を誘った

「ん。いいよ」

対する彼は即答で返事をした

「誘い方がかわいい」

彼は彼女を抱きしめながら微笑んだ

「だって最近ご無沙汰だし…シたいんだもん」

本音を述べながら彼女は上目遣いで彼を見つめた

「まぁ。2人とも最近忙しかったからな」

お互いが多忙な日々を送っていた

「オレもずっとAとシたかった」

彼もまた彼女を求めていた

「だから誘ってくれて嬉しい」

そう言って彼は彼女に優しく口付けをした

2人はベッドの上で仲良く戯(たわむ)れながら自然と行為を進めていった

「最近のAが付ける下着ってセクシー路線が多いよな」

彼女の服を脱がせながら下着について話題を振った

「イヤだった…？」

押し倒された彼女は彼を見上げながら少し不安そうな顔をした

「いや全然。嫌いじゃねェよ」

そうは言っていないと彼は即否定した

「そっか…。それならよかった…」

安心したようで彼女はホッと胸を撫で下ろした

「えっちな下着をつける理由はね…」

彼女は経緯を説明し始めた

「蘭を誘惑する為と、自分の気分を上げるためにつけてるの」

パートナーとの夜を盛り上げるアイテムでもある一方で…

自分が身に着けることで気分を高めるというメリットがあった

「私は蘭みたいに…色気が足りないから、もっと色気がほしいの」

彼が独特な色気を持っているのに対して彼女は少し自分の魅力に自信がなかった

「なんだ。そんな理由かよ」

理由を聞いて彼は少し呆れたような顔をした

「こんなんに頼らなくてもAは十分色っぽいよ」

彼の瞳には十分魅力的に映っていた

「オレは割とかわいい下着も好きだけどな」

彼は彼女の所持している下着の種類やバリエーションを把握していた

「ピンクとか女の子っぽくてAによく似合ってるよ」

それに加えて当の本人よりもばっちり覚えていた