愛寵噺参【東京卍リベンジャーズ】 (ページ48)

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好み【松野千冬】ページ48

「ねぇ。見て！このメイド服！」

彼女は通販サイトを閲覧していた

「フリフリでかわいいー！ちゃんとえっちな要素も入ってるし！」

彼と一緒にサイト内でセクシーランジェリーを選んでいる最中だった

「好きだけど…ちょっとかわいすぎるな」

嫌いではないがさほど彼の好みには刺さらなかった

「オレ的にはスケスケのシャツ好み。

彼シャツみたいで興奮する」

彼は自分の好みを告げた

「確かにコレはかわいいかも！」

生地が薄めのワイシャツは夜にもってこいのアイテムだった

「バニーガールはえっちの代名詞だよね」

扇情的なコスチュームの代名詞であった

「ねぇ。千冬。かわいくてえっちなうさぎさんは好み…？」

彼女は上目遣いで彼に聞いた

「ん。どストライク」

それに対して即答で答えた

「学生服調とか女教師っぽい格好は背徳感あっていいよな」

近頃のランジェリーは種類が豊富だった

「………なんか千冬ってめっちゃマニアックだよね」

王道のセクシーランジェリーよりも彼は変わり種を好んでいた

「なんだか…より変態っぽい」

彼女は無意識の内に思っていることをつい口にしてしまった

「自分から着たいって言ってるAに言われたくねェよ」

すかさず彼は反抗した

「私のは興味だからいいもん。

それに、変態って自覚あるし……」

「へぇー…。ちゃんと自覚してたんだ」

意地悪く聞いた彼は彼女を自分に引き寄せてそのまま肩を抱いた

「お、女の子だって…男の人が思ってる以上に…えっちなんだからね」

少し頬を赤く染めながら彼女は恥ずかしそうに言った

「だから…私の趣味に付き合ってよ」

趣味がコスプレの彼女は彼にも協力を求めた

「ん。いつでも付き合ってやるよ」

そんな彼女に対して彼は快く受け入れた

「オレは積極的でオープンなAも好きだから」

彼にとって彼女は愛おしい存在でかけがえのないパートナーだ

「じゃあ今日もえっちな下着つけてシてもいい？」

積極的な彼女は大胆に自分から夜のお誘いをした

「ん。いいよ。楽しみにしてる」

誘われた彼は今から夜を期待していた