コスメ【乾青宗】 ページ46
「買い物に付き合わせちゃってごめんね」
「別に。Aのためなら全然待てるし」
休日に2人はショッピングで買い物をしていた
「あと1件寄りたい場所があるんだけど…いいかな?」
買い物の終盤に寄り道をしたいと告げた
「ん。別に大丈夫だよ」
遠慮はいらないと言って彼は彼女の手を引いて目的の場所まで歩き出した
「ありがとうね。コスメが見たいからちょっと寄り道したいの」
「あー。オレもスキンケア用品気になるから見るわ」
彼も美意識はそこそこある方なので彼女と共に化粧品売り場に向かった
数分後__
同じモール内のコスメなどを取り扱うアパレルショップにやって来た
「アイシャドウパレット持ってないから欲しいな…」
SNSでトレンド常習犯の韓国コスメを見ていた
「コレなんか10色ぐらい入ってんな」
その隣で彼も興味を示していた
「使い切れないから買うのに抵抗あったけど、やっぱり1つは持っておきたいかな」
消費期限の問題と使用頻度を考えると中々悩むところであった
「最近似たようなの買ってなかったか?」
「んーとねぇ…この前のはチークだよ。
色々買ってるように見えて実はそうでもないよ」
あれもこれも買うのではなく今自分が本当に必要な物だけを吟味してから購入するようにしていた
「そうなんか。コスメって種類が色々あるんだな」
彼は少しずつ理解しながら会話を合わせた
「うん。たくさん種類があって迷うけど選ぶのも楽しいんだよね」
アイシャドウパレットを選び終えた後はアイメイクコーナーで色々と物色をした
「ここって薬局と連携してるんだな」
「あっ。ホントだ。そうみたいだね」
加盟店で市販薬なども取り扱っていた
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作者名:おりたん | 作成日時:2023年2月19日 9時