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「ナイトティー美味しいね」
本日の紅茶は…
シンガポールのラグジュアリーブランドの高級紅茶
バレンタインブレックファーストティー
「パッケージからオシャレでテンション上がっちゃう」
筒状の紅茶缶に貼ってあるラベルのデザインはセンスがあり見る人の目を引き付けた
「全然関係ない話なんだけど…」
飲みかけのティーカップを置いた彼女は彼に話題を振った
「市販のチョコだったら100円のチョコが1番好き」
スーパー等に売ってある市販の商品のことを指していた
「ナッツが入っててとっても美味しいの」
自然味良品は長年ロングセラーの商品が多数存在していた
「味も普通にイけるしコスパ最強だよな」
良心的な値段とちょうど良い量で非常にコスパが良く多くの人に愛される理由だった
「うん。コスパいいから助かる」
彼女は好んでたまに食していた
「オレは神戸ショコラが割と好き」
「わかる!美味しいよね」
彼らはゴーフレットが練り込まれている方を特に好んでいた
2人は他愛もない会話を続けながら夜中にティータイムを嗜んだ
「A。なんか…顔赤いな」
ふと隣に座る彼女を見ると顔がほんのり火照っていた
「酔ってんのか?」
少し心配になった彼は彼女の顔を覗き込んだ
「…んっ……熱い……」
自分の顔の周りを手で風を送るようにパタパタと仰いだ
「多分だけど…私、酔っぱらっちゃった…」
彼女は赤らんだ顔で酔ったことを告げた
「多分じゃなくて確実にな」
雰囲気的に察した彼は彼女にツッコミを入れて指摘した
リキュールの度数は低めだが彼女には少々刺激が強かった
「Aはホント弱いよな。まぁ…オレもそんな飲めねェけど」
彼もあまり飲める口ではないので普段から控えている方だった
「ね。イザナ。私ごと……食べて…?」
彼女はいつの間にか彼をソファーに押し倒していた
「……Aは酔ったら積極的だよな」
彼女を見上げながら彼は余裕そうな態度で振舞った
「んぅ…イザナに…襲われたいの……」
酒の力を借りて彼女は大胆な発言をした
「先に言っとくけど…手加減はしねェから」
煽られた彼は起き上がって彼女を横抱きにした
ここから先のティータイムの続きは…
ベッドの上で行われたのであった
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作者名:おりたん | 作成日時:2023年2月19日 9時