愛寵噺弐【東京卍リベンジャーズ】 (ページ39)

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「バータグペンダントなら

ユニセで使えそうじゃない？」

男女兼用でいけそうだと告げた

「ん。オレも割とそういうの好きだからいいと思う」

彼女が自分に合わせてくれている事と相まって彼は彼女の意見を尊重した

商品は割り勘で購入して彼がカード払いで決済を済ませた

「結婚指輪か…。とってもステキ……」

彼が会計を済ませている間に彼女はショーケースに並ぶジュエリーを眺めていた

「A。会計終わった」

会計を済ませた彼は紙袋を持って彼女の元に向かった

「いい時間だし…そろそろ帰るか」

彼は腕時計で今の時間を確認した

「うん。そうだね」

店を後にした2人はショッピングモールを出て駐車場に向かった

「あっ。そうだ。婚約指輪だけど……

Aの好きなブランドで予約入れたわ」

先ほど会計の際に彼女との婚約指輪をオーダーメイドで予約注文した

「えっ…？」

彼女は分かりやすく目を見開いて驚いた

「悪い…Aになんも相談せずに。

オレ、ちょっと気が早かったな」

彼は自分の行動を振り返っては少し反省した

「いや。ちょっとビックリしたけど...全然大丈夫だよ」

彼は意外と行動に移すのが早かった

「むしろ…すごく嬉しい。

先のことまで考えてくれてありがとう」

心からの本心で彼女は素直に嬉しく思い礼を告げた

「これから先も2人で…いつまでも仲良くいようね」

彼らは結婚を前提に長年付き合っていた

「あぁ。必ず幸せにする」

プロポーズは指輪ができてからまた別の機会にする予定だ

2人が幸せを掴む日はそう遠くはなかった