愛寵噺弐【東京卍リベンジャーズ】 (ページ16)

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「後、普通に憧れる。メイクとか勉強になる」

同性から見ての観点は着眼点がいくつかあった

「まぁ…一応女優って名乗ってるからな」

「この人たちは職業柄の問題で…常に自分に気を遣ってる」

自身も美意識が高い彼女は美容関連に関しては参考になると告げた

「で。いきなりこんな話題振ってくるとか…

野外系でも観たの？それとも混浴系？」

彼は背後から彼女を抱きしめながら聞いた

彼女は少し上気した顔で頷いた

「なんか露天風呂浸かってたら…思い出しちゃったの」

シチュエーション的に思い出してしまった様子だ

「一応聞くけど…今そーゆーの期待してる？」

「……うん｡」

何事にも彼女は好奇心が旺盛だった

「っていうか…一虎もさっきから、自己主張が激しいよ」

湯船の中で彼の下半身はこれでもかとばかりに主張していた

「しょうがねェだろ」

生物特有の生理現象は致し方ない事であった

「Aが変な妄想してるとこを想像したら興奮してきたンだよ」

そう言って彼女と向き合う形になった彼は、そのまま口付けを落とした

「なぁ。A。このままここでシよっか」

「……うん」

控えめに頷いた彼女は彼に身を任せた

2人は非日常的な空間に興奮してかなり高まっていた

「さっきからなんで声抑えてンの？」

彼女の胸を執念に攻めている彼は不思議そうに問いかけた

「…っ……響いて…恥ずかしいから」

個室とはいえ一応野外なので彼女は周りを警戒していた

「それに、動画みたいに…かわいい声…出せないから……」

動画内の嬌声の事を指していた

「なに言ってンだよ」

彼は少し呆れながら次の言葉を放った

「アレは演技。Aのは素だろ」

女優の演技は芝居である一方、彼女の感じ方は素であった

「Aのかわいい声聞かせて？」

あざとく放った彼は彼女の下半身に指を入れて中を弄っていた

「…っは……んッ…ぁっ…、っ…！」

彼の指使いに素直に感じた彼女は自然と声が溢れ出た

「ん。声、かわいいよ」

彼は満足そうな表情を浮かべながらさらに中を掻き乱した

「……っ…んッ……や、ぁっ…！」

彼女はもう少しで絶頂に達しそうであった

「Aホントかわいい。もっと声出させたくなる」

囁くように告げた彼は彼女を快楽へと誘った