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「安心してよ。ワカが1番好きだから」
彼女は微笑んで本心を言った
「……ん。許す」
彼女から改めて愛の言葉を聞けた彼は自然と頬が緩んだ
「A。オレのこと、名前で呼んで」
彼は彼女を正面から抱きしめた
「……若狭」
恥ずかしそうに彼女は名前を呼んだ
「ん。ありがと」
彼女の背中を優しくさすりながら彼は礼を告げた
「なんか、改めて言うと恥ずかしい…」
そう言った彼女は頬が少し赤くなっていた
「いつもあだ名で呼ぶから…違和感しかない」
普段はあまり名前で呼ぶことは少ない様子だった
「やっぱワカの方が、しっくりくる」
彼女は彼に抱きつきながら告げた
「オレとヤッてる時…いつも名前で呼ぶじゃん」
彼はさり気なく彼女の胸を揉みながら、爆弾発言を投下した
「そ、それとこれとは違うの!!」
不意打ちの彼の発言に彼女は一気に顔に熱が集中した
「後、いきなり胸揉むのやめてよ…!」
そして真っ赤な顔で訴えかけた
「じゃあ、ひとこと言ったらシテもいいの?」
どうなんだと言って彼は彼女の顔色を伺った
「……さっきの嘘。
別に、言わなくてもいいよ…」
これは彼女の愛情の裏返しであった
「私のこと…好きにシテいいよ。
若狭になら、なにされてもいいから…」
その気になった彼女は熱っぽい視線で彼に告げた
「………言質取ったからな」
理性が弾けた彼は彼女をソファーに優しく押し倒した
「今日は寝かせてやんねェから」
朝までコースだと告げて彼は彼女に口付けをした
それから…
彼は自分の気が済むまで
彼女を翌朝まで愛でたのであった
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作者名:おりたん | 作成日時:2022年10月1日 2時