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「………最近、Aが
オレを抱いてくれねェから妬いてた」
拗ねたように彼女を強く抱きしめた
「ちょっ…誤解を生むような言い方やめてよ…!」
彼女は慌てた様子で否定して彼に物申した
「くまちゃんギュッて、しなきゃ…寝れないの」
普段から抱き枕代わりにテディベアを抱いて寝ていた
「オレを抱けばいいだろ。人の方があったけェし」
「もしかして…最近、しゅんってなってたのは…」
彼女は彼の背中を優しくさすりながら問いかけた
「くまちゃんにヤキモチ妬いてたの?」
察しが良い彼女は嫉妬の理由を聞き出した
「……おう」
少しの間の後に短く答えた
「悪いかよ。ぬいぐるみ相手に妬いて」
彼女が顔を覗くと彼は少し頬を膨らませていた
「……かわいい」
彼が嫉妬していた理由は何とも可愛らしいものだった
「もうやだ…。拗ねてた理由がかわいすぎるよ」
母性が芽生えた彼女は彼を抱き締めた
「おい。A。あんま…かわいいって言うな」
複雑な気持ちになった彼は、彼女をベッドに押し倒した
「Aには、オレを妬かせた責任取ってもらうから」
「なぁに?
「あー……それも悪くねェな」
捨てがたいと思った様子だった
「もっと別のプレイをしてもらう予定だったが…」
別のシチュエーションを考えていたみたいだ
「なんなら…ぬいぐるみプレイを所望か?」
彼女が愛用するぬいぐるみを使ってアブノーマルなプレイを持ちかけた
彼はぬいぐるみを使って彼女の胸の突起がある箇所に触れた
「んッ…」
下着越しに弱い部分を触れられた彼女は、思わず声が零れた
「なに。今ので感じてンの?」
「やっ、くまちゃん…そんな使い方、しちゃダメっ…」
彼は器用にテディベアで彼女の下半身を下着越しに弄った
「んぅ…マイキーの、いじわるっ……」
不本意ながらも彼女は濡れていた
「くまちゃんに、オカされるより…」
彼女は赤らんだ顔で彼を見つめた
「万次郎に、襲ってほしいの……」
「Aも中々…大胆になったもんだな」
全ては自分が仕込んだ事で彼は中々の策士であった
「心配すんな。オレしか見れねェようにしてやるよ」
テディベアをそっと床に置いた彼は…
彼女の視線を自分だけに集中させた
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作者名:おりたん | 作成日時:2022年10月1日 2時