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ページ44

「ホントになんもされてねェよな?」





心配性な彼は疑念の目をかけた





「うん。施術以外、何もされてないよ」





彼女は彼を安心させるように少し強気で放った





「なんなら確かめてみる?」





手っ取り早く自分の体を確認するように(うなが)した





「……私のカラダは…一虎のために、磨いてるの…」





少し恥じらいながら彼女は彼を見つめて告げた





「また、一段とキレイになった私を…抱いて……?」





彼女のお誘いの仕方はとても大胆であった





計算高くて相手をその気にさせるテクは…





並よりではなく、上級者に近かった





「……Aってホント…誘うのが上手くなったな」





彼も彼女の成長に驚いていた





「そんな表情(カオ)で言われたら…断れるわけねェだろ」





彼女の(せん)情的な眼差しに、彼は断る理由が見つからないと告げた





「んっ…。嬉しい……」





心底嬉しそうな顔をした彼女は自ら彼に口付けをした





「あんまかわいいコトすンじゃねェよ」





彼女の表情と言動に彼の理性は限界であった





彼は何も告げずに彼女にいきなりキスをした





「…っ…んッ……」





反射的に声を漏らした彼女は少し(うつむ)いた





「やっぱり…明るいとなんか恥ずかしい」





昼間のリビングは窓辺から射し込む陽光が強かった





「ねぇ…。ベッド行こっ…?」





彼女はカーテンを閉ざした暗がりの寝室に彼を誘った





「別に構わねェけど…」





彼は少しためらってから次の言葉を放った





「ベッド行ったら、本気のセッ__になるけどいいか?」





遠回しに手加減はできないと告げた





「ふふっ。いいよ」





それに対して彼女はすぐに承知した





「今日は勝負下着もつけてるし、私もその気だから…大丈夫だよ」





元はと言えば彼女が誘ったのが発端であった





「いっぱい、えっちしよっか」





耳元で囁くよう告げた彼女はただの小悪魔であった





「私を1番癒してくれるのは…一虎だけだよ」





彼に横抱きにされた彼女は微笑んでそう告げた





2人の夜は…





長くなりそうな予感がした

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設定タグ:東京卍リベンジャーズ , 愛され , 甘々   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:おりたん | 作成日時:2022年10月1日 2時

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