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「ホントになんもされてねェよな?」
心配性な彼は疑念の目をかけた
「うん。施術以外、何もされてないよ」
彼女は彼を安心させるように少し強気で放った
「なんなら確かめてみる?」
手っ取り早く自分の体を確認するように
「……私のカラダは…一虎のために、磨いてるの…」
少し恥じらいながら彼女は彼を見つめて告げた
「また、一段とキレイになった私を…抱いて……?」
彼女のお誘いの仕方はとても大胆であった
計算高くて相手をその気にさせるテクは…
並よりではなく、上級者に近かった
「……Aってホント…誘うのが上手くなったな」
彼も彼女の成長に驚いていた
「そんな
彼女の
「んっ…。嬉しい……」
心底嬉しそうな顔をした彼女は自ら彼に口付けをした
「あんまかわいいコトすンじゃねェよ」
彼女の表情と言動に彼の理性は限界であった
彼は何も告げずに彼女にいきなりキスをした
「…っ…んッ……」
反射的に声を漏らした彼女は少し
「やっぱり…明るいとなんか恥ずかしい」
昼間のリビングは窓辺から射し込む陽光が強かった
「ねぇ…。ベッド行こっ…?」
彼女はカーテンを閉ざした暗がりの寝室に彼を誘った
「別に構わねェけど…」
彼は少しためらってから次の言葉を放った
「ベッド行ったら、本気のセッ__になるけどいいか?」
遠回しに手加減はできないと告げた
「ふふっ。いいよ」
それに対して彼女はすぐに承知した
「今日は勝負下着もつけてるし、私もその気だから…大丈夫だよ」
元はと言えば彼女が誘ったのが発端であった
「いっぱい、えっちしよっか」
耳元で囁くよう告げた彼女はただの小悪魔であった
「私を1番癒してくれるのは…一虎だけだよ」
彼に横抱きにされた彼女は微笑んでそう告げた
2人の夜は…
長くなりそうな予感がした
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作者名:おりたん | 作成日時:2022年10月1日 2時