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突貫 ページ37

灰谷竜胆「あー……くそっ。



白木先生が気がかりだ」





彼は男子生徒たちとカラオケに来ていた





ボウリングが終わったら速攻で帰るつもりだったが…





生徒たちの熱意に負けて無理やりカラオケに参加させられた





「えー。そんな心配?」





気がかりな彼に対してあいかわらず生徒の方は呑気であった





「さすがにビッチ共も取って食ったりしねェよ」





意味深な意味を含めて別に変な事はしないと言っていた





「まぁ…Aちゃん美人だもんね」





それに対して1人の生徒は有り得なくもないと告げた





「おみ足がふつくしい…」





「谷間がえっろい」





「リップがえろい!」





「性の教育を習いてェ」





年頃の思春期の男子生徒たちは、Aの美貌に落ちて妄想を爆発させていた





灰谷竜胆「おい。てめぇら。Aのコト…



えろい目で見たらぶっ飛ばすからな」





聞き捨てならないと言って彼は生徒たちに威嚇(いかく)した





「灰谷センセって…Aちゃんガチ勢じゃん」





1人の生徒はそんな彼を見て軽く引いていた





「りんちゃん先生そんなんだから振られるんだよ」





「ストーカー(まが)いなコトしてたしね」





「りんちゃんだからしゃーない」





こんな性格だから仕方ないと告げた





生徒たちは彼に言いたい放題言っていた





21時__





Aは幹部のメンバーと大広間でお茶をしていた





灰谷蘭「2人ともお疲れ様ー」





同じ空間にいる彼は仕事終わりの2人に声をかけた





灰谷竜胆「あぁ。ありがとう」





兄から飲み物を受け取った彼は礼を言った





『蘭さん。ありがとうございます』





Aも渡された飲み物を受け取った





灰谷蘭「学校はどんな感じ?楽しい?」





彼は2人に任務の進捗(しんちょく)状況を聞いた





灰谷竜胆「楽しくねーよ。さっさっと終わらせてェ。こんな任務」





話題を振られた彼は真顔で即答で告げた





『……私は、意外と楽しめてますけどね…』





逆にAはやりがいを感じていた





灰谷竜胆「今日なんか歴史の授業がつまらなさすぎて



自分のガキの頃の武勇伝を語りかけた」





六本木灰狂戦の事を指していた





三途春千夜「灰谷の(らん)じゃねェか」





同じ空間にいる彼は話題に反応してツッコミを入れた





九井一「上手いこと言ったな」

尾籠→←学校



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設定タグ:東京卍リベンジャーズ , 愛され , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:おりたん | 作成日時:2022年9月19日 16時

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