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立案 ページ50

三途春千夜「なぁ、九井。例の件……」





No.2は同じ空間にいる九井に声をかけた





三途春千夜「切り裂きジャックの件だ。



大元は何か手を掴めたか?」





未解決事件の真相を迫っていた





九井一「いや。ダメだ。全然情報が出回ってねェ」





彼も調べてはいるが中々有益な情報が得られない様子だった





九井一「闇医者に繋がるって言ったら



人身売買が妥当な線だろ」





これは医療ミスで堕落した医者が辿り着く末路であった





三途春千夜「んじゃあ、それ系で絞って調べるか」





九井一「黒幕は…必ず暴いてやる」





彼は以前、標的が残した意味深な台詞がずっと気がかりだった





三途春千夜「オレとお前の名にかけてな」





自分もサポートすると言って彼は煙草に火をつけた





二人は長年の付き合いで相方同士であった





三途春千夜「あっ、そうだ」





彼は思い出したかのように九井に話題を振った





三途春千夜「次の任務の予定ってもう決まってるか?」





自分のと補足して告げた





九井一「直近か?なら、もう既に割り当てた」





そう言ってパソコンの画面を見せた





三途春千夜「……おい」





予定表一覧を閲覧した彼は自然と声のトーンが下がった





三途春千夜「なんでオレをこの任務に就かせようと思った」





どうやら不満がある様子だった





九井一「仕方ねェだろ。他の奴らは



別に回したから、お前しか残ってなかったンだよ」





策略を立てるのは参謀の役割の1つであった





三途春千夜「まぁ…百歩譲ってAと一緒だから許す」





Aと同行する事で仕方なく妥協した





三途春千夜「ガキの護衛なんざ…やってられっかよ」





彼は舌打ちをして呟いた





九井一「相手は上流階級の子息だ」





次の任務に当たって説明を始めた





三途とAは公爵の屋敷に潜入





子息の側近の護衛として任務に全うする事になっていた





九井一「配役はAがメイド。三途は執事」





No.2は舌打ちをして不服そうな顔をした





九井一「決定事項だからな」





異論は認めないと言った





九井一「後、いつも言ってるが…失敗は許されねェ」





彼は念を押すように告げた





三途春千夜「……わかったよ」





少しの間の後に彼は返事をした





三途春千夜「にしても…フェンシングか」





子息のプロフィールを見て彼は呟くように放った

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設定タグ:東京卍リベンジャーズ , 愛され , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:おりたん | 作成日時:2022年8月11日 22時

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