nostalgico ページ37
大広間では静かな空気が流れていた
その矢先に竜胆の嗚咽混じりの声が響き渡っていた
灰谷竜胆「やっぱりオレ…」
"兄貴が大好きだよ"
昔の漫画を読み返していて竜胆は号泣していた
灰谷竜胆「兄弟は大事にするわ」
そして兄を見て真顔で言った
灰谷蘭「おー…ありがとな」
弟の口から出た兄弟愛発言に、兄は適当に流していた
三途春千夜「竜胆キモい」
そんな竜胆を見て三途は辛辣な言葉を告げた
九井一「突然どうした?」
同室にいる九井も軽く引いていた
準主人公は敵である兄に世界で一番愛されている模様であった
九井一「二重スパイとかすげぇな」
里を裏切って自ら敵戦に乗り込み諜報活動を行っていた
三途春千夜「忍者つったらよォ…アレも外せねぇわ」
それは甲賀と伊賀の計20人の忍者が秘術を尽くして死闘を繰り広げるストーリーであった
『この前、再放送してたね』
三途春千夜「甲賀忍法帖はえろとぐろが最高なんだよ」
中々に悲惨な戦闘シーンに加えて官能的な要素も備わっている
"愛する者よ死に
三途春千夜「カッコよすぎじゃね?」
古文の言い方で__
命令には従えと意味が込められている
灰谷竜胆「漢字読めねぇよ」
簡潔に述べると、死を受け入れろであった
灰谷蘭「パチスロのイメージが強いんだわ」
スロットも有名な模様であった
灰谷竜胆「真っ先にバ〇リスクタイムが浮上してきた」
それはノリの良い外人が踊っている中毒性のある動画であった
582人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おりたん | 作成日時:2021年11月23日 9時