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芝居 ページ19
「本物の美涼ちゃんだ！！」
待ち合わせ場所に行くと標的は既に来ていた
「めちゃくちゃ可愛いね！今日はよろしくね！！」
美涼は標的と遊園地でデートに向かった
「恋人繋ぎしてもいいかな？！」
歩いて移動する際に標的は提案してきた
『お好きにどうぞ』
仕事と割り切っている美涼は営業スマイルを浮かべていた
「すごい人だね…」
目当てのアトラクションには行列ができていた
『ワンチャンあっちが空いてるかも？』
美涼は空いている方に誘導した
『ねぇ、おじさん』
現在は観覧車の中に向かい合わせで座っている
『美涼ね…聞きたいことがあるの』
美涼は上目遣いで接近していた
『風俗ってどんなとこ？』
純粋なフリをして聞いていた
『身体売ったらお金たくさん稼げるの？』
首を傾げて美涼は告げた
「美涼ちゃんにはオススメしないよ！！」
標的は断固拒否していた
当たり前…
行くわけないだろ
『でも情報が知りたいの』
ここでシャツの第一ボタンを外した
『教えて？』
リップグロスで光っている唇は、標的からして見れば視覚的にクるものがあった
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作者名：おりたん | 作成日時：2021年11月23日 9時
