貴方が…大好きなんだ… Second【名前変換オリジナル】

38.親友(私Side) ページ13

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新幹線からおりて
クラスごと宿に向かう…


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優愛と悟は
やっぱり一緒に居なくて…
2人とも別の友達と
一緒に居る……


このままじゃ！
本当に別れちゃうよ…


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直樹「…なんか本当
早く解決しないと…
俺と悟だって気まずいよ…」


「…そうだよね……」


直樹「谷口ってさ…
優愛と宿の部屋同じだよね？」


「そうだよ。」


直樹「きっと優愛は…
谷口に抱き着いて泣くぞ？」


「ふふ…多分ね(笑)」


直樹「頼んだよ…？」


「大丈夫だよ、私は！
優愛とずっといるから！」


直樹「ん、よろしくな。」


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そう言って桜田と別れて、
わたしは自分の宿の部屋に
向かった。


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部屋の扉を開けて
中に入ると、


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『ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…悟っ……』


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優愛……
もう居たんだ…


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「…優愛……？」


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向こう側を向いている
優愛の背中に声をかけると

優愛はゆっくり振り向いて
私に飛びついてきた(笑)


優愛の顔は
涙でぐちゃぐちゃだった。


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優愛「Aーっ……ｸﾞｽｯ」


「…優愛……
桜田から聞いたよ？」


優愛「…私本当に桜田とはっ
何にもないの…っ…ｸﾞｽｯ」


「うん…知ってるよ」


優愛「逆にねっ……
悟のっ…事しっ…かっ…ﾋｯｸ」

「悟の事しか
考えてないんでしょ？」


優愛「…うんっ…」


「そのこと言った？悟に」


優愛「言ったけどっ…
信じてくれっ…なかっ…った」


「…そっか…」


優愛「…A…っ
私どうっ…しようっ？ﾋｯ」


「悟のさ…
サプライズは成功させたい？」


優愛「…うんっ…」


「じゃあさ…その日まで
がんばろう？私がねその日の
サプライズを考えるの。」


優愛「…しゅっ…修学旅行…
最悪だよっ………」


「優愛……っ…
私と楽しもう？」


優愛「だってAはっ…
桜田がっ……」


「桜田はいいの。桜田だって
今の状況理解してるわけだし
言えば分かってくれるよ。」


優愛「…Aはっ
いい…の？」


「全然いい！優愛と回りたいの！」


優愛「…ごめんね？」


「なに謝ってるの！わたしが優愛と回りたいんだもん！」


優愛「ふふっ…ありがとう。
おかげでちょっと元気出た！」


「よかった…！」


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優愛…
1人で抱え込まないで
私に相談してよね？


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親友なんだから。


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