手紙-1 二宮先生said ページ18
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大「せんせ、」
二「あら、大野くん。どーしたの？」
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保健室に大野くんがやって来た
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大「せんせ…」
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二「…？」
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大「聞いて、」
二「聞いてますって(笑)」
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大「…あんね、」
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二「なんですか(笑)」
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大「…俺ね」
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大「Aちゃんのこと迎えに行ける」
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二「…え、、」
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大「Aちゃんが俺の前でね、ちゃんと笑ってくれるようになったの。
んで、今までの女のヒトともみーんな終わった」
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二「、」
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二「…そっか。」
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二「そっかそっか…」
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二「…長かったね」
大「…ね」
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二「楓ちゃん…。上手くいったんだ」
大「うん。もうAちゃんに危害加えないと思う」
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二「…楓ちゃん、よく離れてくれましたね」
大「んー、まぁアイツいい奴だったよ意外と」
二「そうですか」
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大「そ、…ついさっきバイバイした」
二「んで、ここ来たのね(笑)」
大「センセに1番に言いたくて」
二「…そ(笑)」
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二「私のことはイイからさ、Aちゃんのとこ行って来なさいよ」
大「んー、」
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二「…大野くん？」
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大「ねー、センセ。俺さ、」
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大「…幸せにできると思う？」
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二「、」
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二「……まだ迷ってんの？」
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大「いや…、んー」
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大「なんかさー、貼り紙があったのね」
二「…あぁ、聞いた」
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大「多分Aちゃんが俺の側にいたら、女に睨まれるよね」
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二「貼り紙、楓ちゃんが？」
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大「んー、だろうね(笑)」
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二「…守ってあげれば」
大「んなの、火に油注ぐよーなもんでしょ(笑)」
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大「だからさ、学校とかで話さない方がイイと思うし」
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大「それで、Aちゃんは幸せになれんのかな？」
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二「…なれますよ」
大「、」
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二「お前といれるだけで、Aちゃんは幸せなんじゃない？」
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大「…」
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二「大野くんだって、幸せでしょ？」
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大「…うん(笑)」
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二「…ね。だから大丈夫だって」
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大「…ん、、そーだね」
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大「あんがとセンセ」
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大「ほんと、ありがと」
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大「明日にでも、…告うわ」
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わかな - 見てるときに、涙出ました…すごく面白かったです♪ (2015年11月29日 14時) (
レス) id: e1f6e2fd9c (このIDを非表示/違反報告)
美柚(プロフ) - 最初から、最後まで泣きっぱなしでした！もう、涙がとまりません！ (2015年6月5日 20時) (レス) id: 8f14cc0c4b (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - 最後まで読ませていただきました！もう号泣です。涙が止まりません。本当に本当に号泣です。続き、楽しみにまってます！素晴らしい作品をありがとうございます。 (2015年4月7日 11時) (レス) id: c13db3e554 (このIDを非表示/違反報告)
きらり(プロフ) - すっごくすっごく泣きました。明日には目腫れてるくらい( .. ) ほんとに許さん。やばいですね。。。涙が止まらないですよー。。！！！！ 作者さんこれからも大野さんのこーゆーのお願いします！あー、ほんとにこれを読んで感謝しました。ありがとうございます！！ (2015年3月31日 2時) (レス) id: b7dde4991e (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - 楓ちゃんめちゃくちゃええ子でびっくりしました← 智君とどーなるのかめちゃくちゃ楽しみです！これからも、お話楽しみにしてます(´･∀･｀) (2015年3月26日 19時) (レス) id: b8d82f314b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2015年2月15日 19時
