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、
それは唐突なインタビューだった
月刊ワールドサッカーという雑誌に載るらしい
記者さんに呼ばれたのは、
明日人、灰崎、野坂
タイトルは「キラキラ⭐︎サッカーボーイ」
選手たちの印象に残った◯◯ベスト3位だった
灰崎はどこかつまらなそうだった
ナミはそんな彼らのインタビューを窓からしょっこり覗く
気になって気になって仕方なかったのだ
「見えてんだっつーの」
灰崎はそれに関しては面白そうだった
そしてそんな灰崎に記者が聞いたのは、「印象に残ったクマゾウベスト3」だ
灰崎は出てきた愛らしいクマゾウに目が釘付けだ
「おいおい、そのクマゾウ…」
灰崎は驚く
「そう、これは…世界にひとつだけのオリジナルクマゾウ。ナミちゃんとクマゾウ、だ！」
記者はどどん！と発表する
まだ開発途中のクマゾウーー
小さなナミのぬいぐるみがクマゾウを抱きしめているものだった
いわゆるコラボというものだ
「すっげぇ」
灰崎はそれに釘付けだった
ものすっごく欲しそうにしている「販売したらぜってぇ買う。スペア5個は買うぜ」「それ、僕も欲しいかな」「俺もー！」
、
それから明日人のインタビュー
「印象に残った選手ではない人ベスト3」だった
野坂は「印象に残ったお出掛けグルメベスト3」
「今だから言える物申したい必殺技ベスト5」なんてものもあったりした
、
、
ーー
続編【オリオンの刻印】��サッカー界のクイーンと呼ばれるその子は、ただただ友達想いな女の子でした
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作者名：真灯 | 作成日時：2024年2月29日 19時
