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店内はもくもくと香ばしい匂いで包まれていた
氷浦はナミのために作ったお好み焼きをお皿に添え、彼女に「はい」と渡した
ナミはもぐもぐと食べる
「やっぱリスみたい。可愛い」と明日人はそんなナミを眺めながら食べた
「おっ、もう来たのかよ」
不動は前に座ったナミに気づいた
お皿を持って待機中である「よだれ出てるぞ」
「ナミチャンは細っこい体してるから、いっぱい食べねぇとなぁ…って、何首傾げてんだ」
不動はぴくっと眉を動かす
「こっち来てみろ」
不動はヘラから手を離し、
ナミの体をむぎゅっ、と抱きしめた
「おい、何してる不動」と風丸がそれに気づく「肉付きチェックだっつーの」
「ほら、腹に肉が全然ねぇ。よくこんな体であんなシュート打てるよな」
もちもち、と不動はナミのお腹に触れた
くすぐったそうに彼女がすれば、
余計いじめたそうにする不動…しかし我慢
「それにしてもナミチャン？腹に肉がねぇくせに、ここにはたんまりあるんだ？」
不動は手を動かし、
お腹のうえのものをガシッと握った
そして揉んでしまっている
やぁ…と反応するナミをニコニコ見つめる不動「いやーその反応いいねェ〜」
「不動くん、楽しそうだね。僕も混ぜてよ」
笑顔でやってくる吹雪
とてもやりたそうにしていた
不動はかまわず、ナミを渡した
「わぁ〜いただきます！」
吹雪はふわりと喜ぶ
ナミの胸に手を伸ばした
「お前らいい加減にしろよ…」
そこへ激おこぷんぷん丸の風丸が…
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作者名：真灯 | 作成日時：2024年2月29日 19時
