【オリオンの刻印】②サッカー界のクイーンと呼ばれるその子は、ただただ友達想いな女の子でした (ページ43)

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　そんなこんなでお好み焼きになった御一行
　じゃんけんでたまたまそれが決まったのだ

「ラーメン」

　灰崎は不屈そうである

「ん？ナミ？」

　そんな彼は気づいたナミは
　なでなで、と彼の頭を撫でる

「ハッ…！そうか！あとでお前と行きゃあいいのか！！」

　灰崎はハッと閃く

「ナミ、今度2人っきりで行こうな」

　灰崎はナミと約束したのだった
　…ぜってぇ、約束だ！誰にも邪魔させねぇぞ！

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　お好み焼き屋の席順は、もちろん好きな順だ
　ナミは伊那国島グループのところで一緒に食べる

「ナミとこうして一緒に食べるの久しぶりだよ！」

　明日人はものすごく喜ぶ

「そうだな。もう一星は大丈夫なのか？」

　氷浦は聞く
「俺より一星のほうが好きそうだったから」とどこか悔しそうに言う
　すると氷浦はナミに抱きしめられた

「そ、そうか！」

　氷浦は頬をピンクに染め、喜んだ
「それじゃあ何を食べるんだ？」と万作
　ナミはもんじゃの写真を手にしている「お好み焼きを食べにきたんじゃないのか…」

「ナミチャン、もんじゃ食いてぇのか？じゃあ、あとでこっちきな。作っといてやるから」

　不動は優しく手招きをした
　ナミは頷く

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