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、
『…』
ナミはそんな彼らを後ろで見つめた
クスッとはにかむ
よかった…守れたよ…
だからお役目はおわり…
「おっ、どうしたナミ？なんだか久しぶりじゃないか？」
ナミは氷浦にひっついた
ずっとずっとこうしたかったのだ
ずっと…きーちゃんのそばにいたかった…もう強がって1人行動なんてむり。もう一生きーちゃんにくっついてるもん
「あのっ、ナミさん！」
そこへ一星が駆け戻ってくる
息を切らしてナミのところへ向かった
「あなたにはいろいろと酷いことをして…！それをすっごく謝りたくて」
一星は頭を下げた
「ナミさん、すっごくすっごくか弱い人なのに、俺、平気で湖に落とすは、睨んだり脅したり…」
一星はしょぼん、とする
そ、それに…と顔を赤くした
「首筋、ご、ごめんなさい…き、キスも…すみません」
一星はかああっと耳もとまで真っ赤にしながら謝った「あれは不可抗力で…いえ、ついしたくなって…あ、いやナンデモナイデス」
「ナミ、どういうことだ？」
氷浦はナミの顔を凝視する
さすがの彼でもキスがどんな行為を意味するのかわかっていた
が、肝心なナミはキョトンとしている
「…俺のこと庇って、痛い思いまでして…ナミさん、ずっと俺に優しくしてくれた…」
それなのに俺っ、と一星は目に涙を溜める
「ナミさん！俺、責任とって、ナミさんの人生サポートをします！だから安心してください！」
ぽんっ、と一星はそんなことを言う
任せてください！と胸を張っていた
、
「人生のサポートってどういう意味かな？」
そこへ野坂がやってくる「最初から聞いてたけど、最後のも聞き捨てならないなぁ」
野坂はニコニコする
「2人って結婚するわけ？」
野坂は腕を組む
「それも許せないなぁ」
、
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作者名：真灯 | 作成日時：2024年2月29日 19時
