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円堂からボールが回る
一度、サウジアラビアにとられるも
野坂が奪い取る
明日人へとパスをした
明日人が上がっていく
「一星！」
明日人は一星にボールをパスした
「アイツ馬鹿か！」と灰崎が焦る
一星はあわててボールを受け取る
『…ふっ』
…一星さんにボールが回った
今がチャンス…！
「使うのかい？FWなのに」
野坂はフッと笑う
ナミは楽しげに頷いた「ようやく解放された君を見られるよ」
『必殺タクティクス【ーーーーー】』
ナミがタクティクスを発動する「ナミがタクティクスを！？すごい！！」
一星の周りにいたサウジアラビアの選手をどかすナミ
「くっ…」
一星は走り続ける「なんで…」
やがてゴール前へ
ーーシュート
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するも、ボールはゴールの柱にぶつかり、入らなかった「できるわけないだろ…」
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「ナイシュー、一星！」
しかしそんな一星を明日人は励ました
その言葉に一星の記憶が渦巻く「光…」「にいちゃん…」
「おい、最後のチャンスだ」
サウジアラビアの選手が一星に声をかける
「今、野坂の頭を狙えば、イチコロだ。今すぐに潰せ。野坂悠馬を」
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作者名：真灯 | 作成日時：2024年2月29日 19時
