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、
ーー休息
「ギスギスした空気になれないからって、俺のところに来ないでもらえます？」
一星はにんまりした顔をする
『(だって、だって…)』
「(まさか、チームのひとりにどうこう言われただけでこんなにへこむとは…まあ、ちょっとかわいいかも)」
ナミはしょぼん、とする
片隅で体育座りをして、きのこを頭に生やしていた
「ふふっ(きのこなんて生やしちゃって)」
一星はつんつん、とナミの頭をつついた
、
、
一方、剛陣たちがいるほうでは
剛陣が監督を説得していた
「俺のファイヤーレモネードならアイツらをぶちのめせるぜ」
「あなたは日本の秘密兵器。まだ出すのは早いと思うんです」
「何言ってんだ！どんなにすごい兵器でも、使わなきゃ宝の持ち腐れだろうがよ！」
剛陣はガツンッと言い放った
「やめとけ」と不動が前に出る「監督にはなんか考えがあるんだろう」
、
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「僕も同感です。剛陣先輩が出るのはまだ早い。あの程度の雑魚に先輩のファイヤーレモネードを使う必要はありませんよ」
、
ニッ、と笑う男性
その場にいた全員が目をパチクリした
だってそこにいたのは
「野坂！」
なのだから
「チッ…面倒なやつが帰ってきやがったぜ」
そう言う灰崎だが、
どこか楽しみに待っていたような顔をしている
「野坂さん、おかえりなさい」
西蔭が一目散にやってくる
「やあ、西蔭」
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作者名：真灯 | 作成日時：2024年2月29日 19時
