受入可 ページ4
「あんた歳いくつ」
「15です」
「15？なぁ〜んだオレより2個も下だぜ…」
「あっはは、15か。若いなぁ」
椅子に座った彼に差し出された液体の正体をしっていながら、僕らは笑いを抑えつつ何気ない会話を繋げる。
「いただきます」
そら、口をつけるぞ。その正体にもうすぐ気づくぞ。周りの心に愉悦が増していく。
「うっ」
はは、そら気づいた。
何も知らないブチャラティはその「お茶」を貰おうとするけれど、流石に我らがリーダーにそんなことは出来ない為、適当にはぐらかした。
…気づいたジョルノの顔の怖いこと。
「…どうした？おまえはオレがわざわざ注いでやったそれをいただきますって言ったんだぜ。
いただきますって言ったからには飲んでもらおうか。それともヌルいから飲むのは嫌か？」
そういって圧をかけるアバッキオ。
「プッ！」
「クスクス へへへ」
フーゴとナランチャが笑い出す。
「仲間になりたくねーから飲みたくねーんじゃねーの？」
「まさか。彼は仲間になりたいから此処にきたんだろ？今にも飲み干すだろうさ。」
ミスタの挑発に、僕はさらに追い打ちをかける。
「？なにやってんだお前らｯ！」
訳が分からず皆にそう吠えるブチャラティ。
…そして、全ての反応に動じることなく本当にぐいっと一息であの液体を飲み干したジョルノ。
「「「「えッ！」」」」
「〜♪やるねぇ」
驚く4人。口笛を吹いて賞賛する僕。何も分かってないブチャラティ。
ジョルノはコップをカチャリと置いて、アバッキオ除く3人がそれに酷く動揺し、種明かしを求める。
その中心にいるジョルノは整った顔に笑みを浮かべた。
「さあね…君たちだって「能力」を秘密にしてるんだろ？」
皆はハッと息を呑む。僕も驚愕したふりをして皆と同じ行動をした。
ああ、流石主人公。一挙一動が決まってら。
実際に面と向かって見て会話して彼の雰囲気を感じていると、やっぱりDIOの息子なんだなぁと思う。まぁ僕DIOには会わないし会えないから憶測だけども。
そんなことを考えつつ。ブチャラティに連れられ、僕らは船を借りることになった。しかも無料。ブチャラティの信用がパない。
あと「4番は沈むからな、借りるなよ」とか念押ししてたミスタハチャメチャに可愛かった心のメモリに永久保存決定。
…さぁてと船に乗った。
前方も後方も海。海。あっちも海。こっちも海。どこを見ても海。辺り一面の海。
うんまぁつまりだ、僕らに逃げ場はない。
…僕今戦では確実に役立たずだな。
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凶羅(プロフ) - マンゴスチンさん» やったぁぁぁあ!!!ありがとうございます！ (2019年3月7日 17時) (
レス) id: ca5c371e19 (このIDを非表示/違反報告)
マンゴスチン(プロフ) - 凶羅さん» えへへ初コメント共にお褒めいただきありがとうございます！！とても分かりますギアッチョ可愛い！！ＶＳギアッチョの話書いてて楽しかったです！！ではギアッチョとの絡みが沢山書けるように頑張りますね！ (2019年3月6日 22時) (レス) id: 10c8e330c1 (このIDを非表示/違反報告)
凶羅(プロフ) - ﾝｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!!!ギアッチョ可愛すぎて辛い！更新楽しみにしてます！主にギアッチョとの絡みを！推しがギアッチョ故に悶え死にそうでしたｗ (2019年3月4日 0時) (レス) id: ca5c371e19 (このIDを非表示/違反報告)
マンゴスチン(プロフ) - 操菜 荘椏さん» ありがとうございます！頑張ります！＼(*・∀・*)／ (2018年12月24日 23時) (レス) id: 10c8e330c1 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - 了解です！応援してます！ (2018年12月24日 22時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マンゴスチン | 作成日時：2018年4月5日 13時
