わちゃわちゃ ページ28
亀の中の鏡の世界に静かな怒りが充満する。
「おい聞いてねぇぞ」
「まぁ言ってないからねぇ」
「ペッシ」
「すいません兄貴…オレが軽率な行動したせいで…」
「そこじゃあねぇ、どういうことだ？この状況はよ」
凄みのある声でプロシュートが問う。
あっそう、あのプロシュートも案外あっさり鏡に引き込めたのは彼の焦りの感情を最大にしたから。だから今回カッコいい兄貴はお休みだった訳。
いやぁ悪いね！！僕も皆を生存させるため必死なんだよ！！
いや違う、話が大分逸れた。
それで引きこまれた先で見た状況が自分が想像した状況とは正反対だったのと、彼らが僕らに簡単に協力したことに対して大分ご立腹なんだ。
「まぁいいじゃん？彼らの仲間の情報は漏らしてないし？」
「引き入れた本人が偉そうに言えることじゃあねぇだろ」
「
絶賛激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム中の兄貴に頬をガっと挟まれる。痛い。
離して欲しくてうーうー呻きをあげる僕を一瞥し、手を離して兄貴はソファーに腰かけた。
わぁソファーに座ってるだけなのにめちゃくちゃカッコよ…足組みハチャメチャに似合う…
芸術品と言っても過言ではない美しさに見とれていると彼は不満げに僕にとあるものを押し付けた。
「おらよ」
「ああ、ありがと兄貴」
「俺はテメェみてぇな弟分持った覚えはないぜ」
そう言いつつも協力の意志を示してくれたのは本当に優しいと思う。
彼が僕に渡してくれたものは黒いトランシーバー。
つまり彼の仲間…メローネに僕らのことをこれ以上伝える気は無い、っていうこと。ちなみに僕らがこの列車に乗っているってことはもう伝えておいたらしい。流石兄貴。抜かりない。
「Aはまた見張り役か？」
「ご名答。僕のフィーリング・メイカーなら相手の行動を制御できてかつ傷つけずに対処ができるからね」
「よしイルーゾォコイツのスタンド外に出しちまえ」
「珍しく意見があったなプロシュート」
「僕スタンド無かったら取り柄この顔しかなくなるからやめて欲しいなあ！」
そんな賑やかな会話交わしてるけど内心僕は冷や汗だっらだら。
だって本編では止まってんだよこの列車。そんでもってメローネが車くすねようとする皆を追跡してくるんだよ。
まずい。これは非常にまずい。
本編通りの流れならいくらだって対処できる。でも完全オリジナルじゃあ話は別だ…！
…途方に暮れてバレないように小さくため息をついた。
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凶羅(プロフ) - マンゴスチンさん» やったぁぁぁあ!!!ありがとうございます！ (2019年3月7日 17時) (
レス) id: ca5c371e19 (このIDを非表示/違反報告)
マンゴスチン(プロフ) - 凶羅さん» えへへ初コメント共にお褒めいただきありがとうございます！！とても分かりますギアッチョ可愛い！！ＶＳギアッチョの話書いてて楽しかったです！！ではギアッチョとの絡みが沢山書けるように頑張りますね！ (2019年3月6日 22時) (レス) id: 10c8e330c1 (このIDを非表示/違反報告)
凶羅(プロフ) - ﾝｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!!!ギアッチョ可愛すぎて辛い！更新楽しみにしてます！主にギアッチョとの絡みを！推しがギアッチョ故に悶え死にそうでしたｗ (2019年3月4日 0時) (レス) id: ca5c371e19 (このIDを非表示/違反報告)
マンゴスチン(プロフ) - 操菜 荘椏さん» ありがとうございます！頑張ります！＼(*・∀・*)／ (2018年12月24日 23時) (レス) id: 10c8e330c1 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - 了解です！応援してます！ (2018年12月24日 22時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マンゴスチン | 作成日時：2018年4月5日 13時
