護衛開始 ページ11
「6億円を受け取りに来たぞブチャラティ！」
「全員『礼』だｯ！彼は組織の幹部ペリーコロさんだｯ！」
ブチャラティは彼に金を受け取って貰うために事前に連絡したうんぬんかんぬん。
そして僕らはペリーコロさんに深くお辞儀をする。(ほかの皆よりも深く曲げていたことに気づいて少しだけ浅くした。)
「わざわざお越しいただいてありがとうございます」
「いやいやわしの方からこの島に来たいと言ったのじゃ」
ペリーコロさんからお話を聞いて、僕らは再度トイレへ戻る。…勿論、6億円を回収してもらう為だ。
ブチャラティがとある便器の前に立ち、彼のスタンドで叩くと、ジッパーとその隙間から輝く黄金が漏れ出てきた。
「うわおおおおおおおおｯ！ベッ…便器の「中」にかァァーｯ！」
驚愕の声が上がる。そりゃあ誰も想定しない場所だしね。びっくりするわな。
…ペリーコロさんの手によって鑑定を終えた黄金達はその輝きと共にバッグの中に呑まれていった。
そして、その黄金達はブチャラティの『頭脳』と『信頼』を保証し、ブチャラティは幹部に昇格した。
これからはレストランもホテルも、高利貸しの支配も、港の密輸入の管理も、ネアポリス地区の大体は彼の思いのままだ。
…さて、問題はここからである。
「ところで……じゃ……」
そうペリーコロさんが話し出したのは『ポルポ』が生前ひとつだけやり残した仕事のこと。
「ボス」直々の『命令』
その内容は────
『命を懸けてボスの娘を護衛すること』
そんなシンプルな任務だ。
「『娘』！！『娘』ですって？！ボスに娘がいるんですかｯ！」
ボスからの命令だってことにも驚きを隠せなかった皆は、またも驚きの声を上げた。(怪しまれないよう、一応僕も同じような反応を演じた。)
さ〜来るぞ〜…傍若無人な初期トリッシュとのご対面が…僕柔らかく接せるかな…
「護衛は今より始まる！渡したぞ！ブチャラティ！」
「渡した……？」
疑問符を浮かべる皆。
僕は分かってる。ナランチャに関節技っぽいのかけた細い方の清掃員がトリッシュだってこと。
染めたわけではない、くすみのない綺麗なビビットピンクの髪に、サファイアのように力強く輝く青色の瞳。想像通りにふっくらとした艶やかな桃色の唇。
「ブ…ブチャラティ……！まさか こいつ！…いや！女です！この人はｯ！」
そう、ご名答。美女と言っても過言ではない姿をした、5部のヒロイン。
トリッシュ・ウナ。ディアボロの娘だ。
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凶羅(プロフ) - マンゴスチンさん» やったぁぁぁあ!!!ありがとうございます！ (2019年3月7日 17時) (
レス) id: ca5c371e19 (このIDを非表示/違反報告)
マンゴスチン(プロフ) - 凶羅さん» えへへ初コメント共にお褒めいただきありがとうございます！！とても分かりますギアッチョ可愛い！！ＶＳギアッチョの話書いてて楽しかったです！！ではギアッチョとの絡みが沢山書けるように頑張りますね！ (2019年3月6日 22時) (レス) id: 10c8e330c1 (このIDを非表示/違反報告)
凶羅(プロフ) - ﾝｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!!!ギアッチョ可愛すぎて辛い！更新楽しみにしてます！主にギアッチョとの絡みを！推しがギアッチョ故に悶え死にそうでしたｗ (2019年3月4日 0時) (レス) id: ca5c371e19 (このIDを非表示/違反報告)
マンゴスチン(プロフ) - 操菜 荘椏さん» ありがとうございます！頑張ります！＼(*・∀・*)／ (2018年12月24日 23時) (レス) id: 10c8e330c1 (このIDを非表示/違反報告)
操菜 荘椏(プロフ) - 了解です！応援してます！ (2018年12月24日 22時) (レス) id: 973a3c6c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マンゴスチン | 作成日時：2018年4月5日 13時
