十三 ページ15
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皆から少し離れ、木にもたれる。ふと上を見ると葉は既に枯れていた。秋だからしょうがない。
「それで、ご用件は何でしょうか?」
「嗚呼、これからクラスメイト全員で暗殺に取り組むことがあるかもしれない。その時の為に君がどれだけ動けるか試したいんだ」
対殺せんせー用のナイフと銃を渡される。本当にこんなもので殺せるのだろうか。
「ナイフをもう少しください。近接暗殺なら得意ですので」
合計四本のナイフを貰い、懐にしまう。烏間先生は皆に射撃訓練をするよう命じていた。
「本当に訓練みたいですね」
「暗殺のためだ。ちなみに理事長の同意も得ている」
「理事長が……」
「話しはここまで。今から模擬戦をする」
烏間先生は私から距離を取った。場の雰囲気が変わる。
「本気でかかってくるように」
「……はい」
右手でナイフを持ち、ゆっくりと構える。久しぶりの手合わせにわくわくしている自分がいた。
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イゼッタ(プロフ) - 好きです!更新頑張ってください!!!!!! (2018年9月17日 5時) (レス) id: 1f346eff48 (このIDを非表示/違反報告)
織川(プロフ) - シャーペンの芯さん» ありがとうございます。更新がんばります! (2018年9月6日 19時) (レス) id: 2267f378c3 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯 - 森さんて渚くん云うから、え!?首領!?と思ってしまいましたwwwすいません。面白いので頑張って下さい〜。 (2018年9月2日 18時) (レス) id: dd9eae3b3c (このIDを非表示/違反報告)
織川(プロフ) - 更新遅くてすみません!!私事でこれからも遅くなる可能性がありますが完結できるようにします……! (2018年9月2日 15時) (レス) id: 2267f378c3 (このIDを非表示/違反報告)
ベリー(プロフ) - Wktk (2018年8月20日 21時) (レス) id: 55a2b59901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:織川 x他1人 | 作成日時:2018年7月29日 15時