【斉木楠雄のψ難】海藤瞬がめっちゃベタベタしてるやつ。

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『ふぁ〜！ひほふひほふ！』


一度いってみたかったこの台詞！

まぁアスパラガス君にのって遅刻とか絶対ありえないんだけど。

私が完成させたもので遅刻？事故？そんなのないない！


だって私皆が認める天才開発者だもの！





ゴウゥ……


エンジンが弱まる音が聞こえる。

アスパラガス君はゆっくりとその場に止まった。


『へぇ…ここが私立PK学園かぁ…』


一言で言うなら普通。

普通すぎてつまらないくらいだった。


校舎も普通、体育館も普通。

おまけに通り掛かる人も普通。

みんなみんな、アスパラガス君をみて驚いてる。


それと同時に、私をみて笑ってる。


「えっ？こいつも高校生？まじかよ！」

「ここは小学校じゃありませんよ〜」




だから学校は嫌なんだ。

中途半端に知識を持ったゴミの溜まり場でしかない。

これならまだ犬や赤ん坊の相手をしてるほうがよっぽど楽しい



聞こえないように小声でいってるのか、

聞こえるように声に出していってるのか。







＿＿天才の私なら、そんなめんどくさいことする必要ないっての！



ダンッ！

アスパラガス君のはじっこを勢いよく踏み、立たせて掴む。

そして大声でいった。




『私の名前は小原田A！不本意ながらてめぇらクズの溜まり場で共に昼間の私生活を送ることになった！
人のことを馬鹿にしなきゃ自分の長所を見出だせない雑魚ども！！

おとなしくママのミルクでも吸ってやがれ！
よろしく！！』


そう！！！私は天才！！

反撃されるなら天才の力ではねかえしてやればいい！

もとはお前らみたいなクズのせいで私はこの知識をつけたのだから！




「………」

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