モテモテ男子と地味男子

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大倉side



次は村上くんとの出会い



村上くんは横山くんの家によく遊びに来ていた



村上くんと会った時はすでに人が嫌いになってたから話さんかった



初めは村上くんみたいに誰とでも



村上「おう!!おはよう!!元気か?」



話し掛ける



そんなタイプは苦手で嫌いやった





でも、村上くんだけは違った




村上「大倉!!おはよう!!」



いつも通り無視しよう


そう思っていたけど




ｸﾞｲｯ



大倉「……………は?」




村上「今日、俺んち来てや」



大倉「嫌、………です」




早く離れたい



村上「ええからええから」




大倉「え!?……あ、いや……ちょ!!」







ｶﾞﾁｬ



村上「入ってや」




大倉「あの!!…………帰らせて、下さい」




村上「お茶だけでも飲んで行きや」



怖い



村上「はい、お茶」


大倉「………………ありがとう、ございます」



村上「何があったんかは聞かへん、」


大倉「え?」



村上「いきなりやし、まだ俺の事信じられんかも知れんけど、挨拶から始めようや!!」




大倉「………無理です、そんな事」

村上「俺だけや、他の奴はせんでもええ」


そんな事言われたの初めて


周りの人は


『ほら、挨拶をしたら元気になれるんだよ?だから誰にでも挨拶をしよう!!』


そんなんできるわけ無いやん



なのに


村上「敬語は直して欲しいけど、まあ、ゆっくりでええわ」



村上くんはそう言った



それからは段々この人は信じれるんやないんかな?



そう思えるようになってきて



今は数少ない信じれる人の1人や



ちなみに、今、横山くんと村上くんは同棲してるんやで




おもろいな(笑←

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