モテモテ男子と地味男子

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亮side



香水大量に付けて媚びばっか売ってくるうざったい女達をあしらって弁当を取りにきた


誰もおらんやろうな



そう思っていたけど



ｶﾞﾗﾗ




亮「え!?」


こんな奴居ったっけ?





めがね掛けてるし前髪が邪魔で顔が見えへん



前髪をただ何となく上にあげて


めがねを取ってみた



何となくやった



亮「え!?…………可愛い」



絶対にモテるぐらい可愛い顔をしていた

でも、何処かで見たことがあるような気がする

もしかしたら惚れた?









いや、無いわ男やし、一旦起こそ




亮「おい!!おきろ!!お前!!…………おきろって」



大倉「……………誰?」


ええ!?こいつ



亮「お前、俺の事知らんの?………錦戸亮や」



眉間にしわよせて考えて、なんか思い出した


みたいな顔をしたら


大倉「なにか?」


あ、考えてへんかった

せや!!


亮「お前堂々と寝てたな」


大倉「やから何ですか?」


ええ!!……そうくるか




亮「すごいなって思ってな」



大倉「そうですか。ありがとうございます。では」


なんか話し掛けんな


そんなふいんきを漂わせて去って行った



あ!!名前聞いてへん!!

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