モテモテ男子と地味男子

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大倉side




あ、今日の夜ご飯の材料買わな








しばらく歩くと




丸山「あ、大倉!!」




大倉「あれ?丸ちゃんやん!!」




丸山「買い物?」




大倉「おん!!よう分かったなぁ」





丸ちゃんはなんで今日、俺が学校に来なかったのかは聞かない







優しいんよね、丸ちゃんは









大倉「そうや、付き合ってや」









丸山「……………え?」





大倉「買い物やで!!買い物!!」





丸山「あ、あ〜ね、そっちか、ビックリさせんでや!!」





大倉「そんなわけ無いやん(笑)」





丸山「なんなら、本当に付き合っちゃう?」





大倉「あっはっはっ!!冗談止めてや!!」






丸山「……本気やけどな」ﾎﾞｿｯ



大倉「なんて?」





丸山「なんも無い!!」









買い物が終わって、2人で帰ってると









大倉「…………なんで、」





丸山「どうしたん?」




なんで







丸山「あ、」





なんで、市川と錦戸が話してんねん






市川が現れたのも、錦戸の仕業?





わざと仕組んだん?









嫌






もう、裏切られたくない







もう、信じられない









ｷﾞｭｯ




大倉「やっ……!!」


丸山「大丈夫!!大丈夫、…………俺が守る」





大倉「ﾋｯｸ……丸、ちゃ」



丸山「俺は、ずっと側に居るから、な?」




頷く事しか出来ない




丸山「そうや!!今日、大倉ん家に泊まるな?」



大倉「ん、側に、居って?」




丸山「……/////ずっと居るって」



丸ちゃんのぬくもりが







心地よかった

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