モテモテ男子と地味男子

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大倉side






沈黙




俺が話そうとせんからやけどな(笑)




亮「あ、あのさ!!大倉、前髪上にあげてや!!見てみたいねん」





そんなん



大倉「………できません」




亮「そ、そうやな!!いきなり過ぎたな…………」



はぁ………早く着かんかな



前を見た




その時




？「あれ?大倉くんだろ?久しぶり」







あ





体が震える






大倉「あ．．あ．．あ．．いや」





？「お母さんは?……………あ、そうだった死んだんだったね(笑)」





大倉「やめ…………」




力が入らない




？「あれ?震えてる?どうしたの?(笑)」






来ないで





嫌や



誰が



亮「あの、あんた誰ですか?」


？「は?お前こそ誰だよ、俺は大倉くんのお友達だけど?」


亮「そんな風には見えへんけどな…………早く離れろ」





？「あ”関係無いだろ?」



亮「は?俺と大倉は今、一緒に帰ってんねん、関係有るに決まってるやろ?さっさと失せろ!!!!!!!」






？「ﾁｯ」




な、なんで


大倉「なんで………助けてくれたんですか?」








亮「……………友達になりたいから、やな」




その寂しそうで綺麗な笑顔に




目が離せなかった



なんで、寂しそうだったのか分からないまま



お礼を言うのを忘れたまま



別れた

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