モテモテ男子と地味男子

1 ページ1

大倉side



どうも大倉忠義と言います


俺はいわゆる地味男子



前髪を目を隠すほど伸ばしてメガネをかけている



それだけやなくて女子から男子から話しかけられるても小さな声で喋って

あまり関わらないようにしてたら




まあ、当たり前のように誰も近づこうとしない




席はありがたい事に一番後ろで窓際



席替えは人生が終わるんやないかなって思うほど大嫌い



嫌な席になったらすぐにでも席替えしたいって思うけどな




そんな俺の唯一の友達




丸山「大倉ぁ!!こっちこっち!!」



丸山隆平



なんやろ幼馴染み?みたいな感じ


手をぶんぶんふって俺を呼ぶしかも大声で



当たり前のように皆がこっちを見る




大倉「丸ちゃんうるさい。早く行くで」


あんまり目立ちたく無い俺は彼を引っ張って急いで人のいない場所へと移る



丸山「ごめんなぁ……今日、一緒にごはん食べれる?」




丸ちゃんは俺とは違い人気者


男女構わずモテてる


面白くて格好いい






らしい


丸ちゃんが人に囲まれてたら絶対声掛けんけどな


大倉「………別に俺はいつでも一緒にごはん食べれるけどな」



丸山「一緒にごはん食べれるん?」




大倉「………まあ、そういうこと」



丸山「やった♪大倉大好き!!」ｷﾞｭｯ




大倉「そうやって人にすぐ抱きつく癖やめたほうがええで」




そんな人気者の丸ちゃんが俺と一緒に居てくれる事が不思議

2→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す