第六十二話 ページ23
そこにいたのは息を切らしたシエルと雷鳴。
ただ雷鳴は傷だらけの姫川を抱き締めていた。
琥珀「暁月先輩、あんなの、聞いてない、んやけど」
シエル「同じく、です」
暁月「何があったんだ?」
雷鳴もシエルも掠り傷がついている。
それを見た俺の一言はそれだった。
琥珀「暁月先輩、知らないん?那奈ちゃんが追われているってことなんやけど」
シエル「暁月先輩には調べ物があると偽っていたようですね」
疾風「俺も今初めてそんなこと知ったんだけど」
治癒能力を使い三人の傷を癒す。
姫川に限っては酷くやられたらしい。
すぐに目を覚ますだろうが。
暁月「で、そこのお前たちは?」
ジャック「やっぱりわかってたみたいか。すぐに谷に調査隊送ってくれるらしいけど」
レオン「すでに手がついていたら調査隊だけでは無意味だろうな」
暁月「やっぱりか」
入ってきた二人の報告を聞いてため息をつく。
手を打つのが遅かったな。
波音「暁月君、私達も調べ終わったんだけどいいかな?」
暁月「あぁ。疾風に先に説明したかったこともまとめて説明しておきたい」
そう言って疾風に目配せする。
疾風は俯いて鎌鼬は出てくる。
俺は先に琴原と風舞の報告を聞くことにした。
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卯月ユウ(プロフ) - 光さん» コメントありがとうございます!頑張らせていただきます! (2013年10月14日 0時) (レス) id: 52f94a8716 (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - すごくドキドキの展開で面白いです!これからも更新頑張って下さいね (2013年10月13日 23時) (レス) id: e9e14860b6 (このIDを非表示/違反報告)
卯月ユウ(プロフ) - レミリアさん» ありがとうございます!頑張らせていただきます! (2013年10月7日 4時) (レス) id: 52f94a8716 (このIDを非表示/違反報告)
レミリア - 1話から読み進めました。暁月くん、いい人ですね。素直じゃないだけで思いやりがあって。私のクラスの人とは大違いですよww続き頑張って下さい♪ (2013年10月6日 18時) (レス) id: ccbb96b71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:卯月ユウ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uzuki
作成日時:2013年9月15日 19時