第四十一話 ~疾風side~ ページ1
目が覚めると毛布が被せられている。
暁月の姿はなかった。
疾風「あの馬鹿っ」
能力を俺に使った。
つまり一人にしてほしかった。
最悪の場合は一人で――
波音「疾風君、ちょっと来て!」
疾風「え?」
波音先輩に呼ばれた。
行くと泣きじゃくる女子生徒。
琥珀「疾風先輩、暁月先輩はやっぱりいなかったん?」
疾風「やっぱりって?」
シエル「暁月先輩に似た男性を見たそうです」
女子生徒「黒いドラゴンみたいなのと一緒に谷の底に落ちて―――」
黒いドラゴン?
もしかしてエージェントドラゴン?
よくわかんないけど。
那奈『やっぱり暁ちゃん、帰ってないみたいだね』
疾風「那奈っ!?」
那奈『しー。皆には僕ちゃんの声、聞こえてないからどっか移動して』
移動してって言われてもな。
怪しい目で見られてるし。
疾風「ちょっとお手洗いに行ってきます」
波音「あ、うん」
お手洗いはとっさな嘘だけど。
暁月が教えてくれた花畑。
そこに俺は走っていった。
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卯月ユウ(プロフ) - 光さん» コメントありがとうございます!頑張らせていただきます! (2013年10月14日 0時) (レス) id: 52f94a8716 (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - すごくドキドキの展開で面白いです!これからも更新頑張って下さいね (2013年10月13日 23時) (レス) id: e9e14860b6 (このIDを非表示/違反報告)
卯月ユウ(プロフ) - レミリアさん» ありがとうございます!頑張らせていただきます! (2013年10月7日 4時) (レス) id: 52f94a8716 (このIDを非表示/違反報告)
レミリア - 1話から読み進めました。暁月くん、いい人ですね。素直じゃないだけで思いやりがあって。私のクラスの人とは大違いですよww続き頑張って下さい♪ (2013年10月6日 18時) (レス) id: ccbb96b71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:卯月ユウ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uzuki
作成日時:2013年9月15日 19時