検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:52,947 hit

第四十一話 ~疾風side~ ページ1

目が覚めると毛布が被せられている。
暁月の姿はなかった。

疾風「あの馬鹿っ」

能力を俺に使った。
つまり一人にしてほしかった。
最悪の場合は一人で――

波音「疾風君、ちょっと来て!」

疾風「え?」

波音先輩に呼ばれた。
行くと泣きじゃくる女子生徒。

琥珀「疾風先輩、暁月先輩はやっぱりいなかったん?」

疾風「やっぱりって?」

シエル「暁月先輩に似た男性を見たそうです」

女子生徒「黒いドラゴンみたいなのと一緒に谷の底に落ちて―――」

黒いドラゴン?
もしかしてエージェントドラゴン?
よくわかんないけど。

那奈『やっぱり暁ちゃん、帰ってないみたいだね』

疾風「那奈っ!?」

那奈『しー。皆には僕ちゃんの声、聞こえてないからどっか移動して』

移動してって言われてもな。
怪しい目で見られてるし。

疾風「ちょっとお手洗いに行ってきます」

波音「あ、うん」

お手洗いはとっさな嘘だけど。
暁月が教えてくれた花畑。
そこに俺は走っていった。

第四十二話 ~疾風side~→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , 能力 , 男主   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

卯月ユウ(プロフ) - 光さん» コメントありがとうございます!頑張らせていただきます! (2013年10月14日 0時) (レス) id: 52f94a8716 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すごくドキドキの展開で面白いです!これからも更新頑張って下さいね (2013年10月13日 23時) (レス) id: e9e14860b6 (このIDを非表示/違反報告)
卯月ユウ(プロフ) - レミリアさん» ありがとうございます!頑張らせていただきます! (2013年10月7日 4時) (レス) id: 52f94a8716 (このIDを非表示/違反報告)
レミリア - 1話から読み進めました。暁月くん、いい人ですね。素直じゃないだけで思いやりがあって。私のクラスの人とは大違いですよww続き頑張って下さい♪ (2013年10月6日 18時) (レス) id: ccbb96b71c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:卯月ユウ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uzuki  
作成日時:2013年9月15日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。